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伝説の工作企画「ピザ屋さんになろう」

過去のブログを振り返ると、今でも作っている工作を、こんなに前から繰り返し作っていたのかと、おどろいたりする。

てづくりくらぶの工作レシピもシステムも、新しいレシピが増えつつも、各レシピはマイナーチェンジを繰り返して今日まで続いている。
けれど、あの時だからできたことというものもあって。

それがデリバリーピザ屋さんになるという企画。
ひとりひとりがピザ屋さんで、お店の名前、ピザメニューを考え、チラシを作る。
その中から、実際に作るメニューを選ぶ。
できれば、おうちの人にチラシを見せて、選んでもらう。

〇〇ピザに決めたら、材料をリストアップして、私が預かり、ピザ作りの日にはその材料を用意しておく。

さて、今日は本物のピザを作る日。
ピザをいつものおやつ代わりに食べて帰ります、とおうちの人へは伝えておいて。

発酵したピザ生地をひとりふたつずつ、まるくのばし、フォークで穴を開けて、自分で決めたソースを塗ったり考えた具材をカットして並べたり、チーズを乗せたりして、あとはオーブンで焼く。

焼き上がるまでの間などを利用して、ピザを入れる箱に、自分のお店の名前や絵を描いておく。
焼きたてのピザを箱に入れて持ち帰り、家で待つお母さんに「ピザお届けです!」と渡す。

その頃はまだ、人数も少なく同じマンションに住む子どもたちばかりだったので、子どもだけで安心して家に帰れたこともあり、できたサプライズ。

ただし、この企画、てづくりくらぶの「ピザづくり料理教室」ではないためレシピは子ども本人が考えた組み合わせ。

それはちょっと、、と思う組み合わせにも口出しせず、作ってもらったから、お味の保証はなし。

私が作って用意しておいたピザ生地は、おいしい保証つきだけれど。

とにかくしっちゃかめっちゃかの中、無事みんながピザを持ち帰れたけれど、美味しかった、と言ってくれた人もいたのでひとまずよかった。

自分がデリバリーピザ屋さんになって、レシピを考え、メニューを作り、具材を揃え、ピザを作り、お客様(お母さん)へ届ける、という小学生にはかなり濃厚な企画。

子どもと一緒においしいピザを作るお料理企画は楽しくおいしいものだけれど、今回の目的はお料理ではなく、てづくりくらぶの「ピザ屋さんになる」企画。

他にも〇〇屋さんになる企画は、時々登場する私のお気に入り工作レシピ。

考えることが大好きな人は目を輝かせて、色々自由に思いつくものを作り始める。


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