見出し画像

まず、自分の文章に慣れ親しんでもらおう

昨日は長編連載をどう読んでもらうかの話だったが、今日はその前段階として「自分の文章に慣れ親しんでもらう」重要性を考えよう。

人間、意外と文体の選り好みがある

通常、小説で重視されるのはプロットとかキャラ立てとかだが、その実文体についても人間結構選り好みがある。

まず、読みにくい、可読性の低い文章は大抵の方から読む対象として除外される。読んでてしんどくなるからだ。その為可読性を下げて個性を出す、というのは基本やめた方が良いし、やるなら一切読まれない覚悟を決めてやるべきだ。

胡乱文体として有名なブロント語とか忍殺文体はその実、文章の可読性については割りと担保されている。

可読性の悪い文体というのはクサヤとかフナ寿司めいた臭気がキツくて食べるのに勇気がいる食べ物のようなもので、それだけで人を遠ざけるもんである。個性を出すにしてもまずは可読性に留意した方が良い、そこは先達とも意見が一致するところである。

可読性をあげていよいよ個性を出してくると、ラーメンのように醤油か塩か味噌かみたいな違いが出てくる。塩しか受け付けないという人もいるし、何でもイケる人もいるだろう。

だが、初めて食べる食べ物は手をつけるのに結構勇気がいるのと同様に、初めて知らない人の文章を読むというのは中々心理的抵抗が生じると見ている。

冷静に考えてみると、口に合うかわからない料理がドカンと目の前に山ほどおかれた日には少々気後れしてしまうのも無理はないというものだ。長編小説でも同様の事がいえる。

そこで、最近はじめたのがワンシーン切り取りで、数分で読み終わるお昼の更新、という訳である。
まだはじめたばかりなのでその実効性についてはまだまだデータを集める必要があるが、今のところは良い影響が出ているようだ。

まあ、スーパーの試食みたいな感じで、まず自作品に慣れてもらえる導線を用意できればと考えている。

今回はここまでだ。またな。

現在は以下の作品を連載中!

弊アカウントゥーの投稿はほぼ毎日朝7時夕17時の二回更新!
主にロボットが出てきて戦うとかニンジャとかを提供しているぞ!

#コラム #毎日投稿 #宣伝手法 #試行錯誤

ドネートは基本おれのせいかつに使われる。 生計以上のドネートはほかのパルプ・スリンガーにドネートされたり恵まれぬ人々に寄付したりする、つもりだ。 amazonのドネートまどぐちはこちらから。 https://bit.ly/2ULpdyL