マガジンのカバー画像

マガジン:パルプスリンガーズまとめ

589
超巨大自由売買商業施設”Note”を舞台に描くクリエイター達のとんちきうろんトラブル日常!
運営しているクリエイター

2020年2月の記事一覧

パルプスリンガー辛い鍋メント回・1・

 都内某所。猥雑としたビルが立ち並ぶ飲み屋街。  そこに明らかに周囲の人混みから浮いた連…

魂の灯 -2- #ppslgr

「それは構わんが、本当に必要なのはそういう毎日書くコツ、じゃないんじゃないか?」 「エッ…

Noteの日常 締め切りの悪魔編

「ドナドナドーナードーナー、荷馬車がゆーれーるー」 「ぬわー仕事がー……」  いつもの西部…

魂の灯 -1- #ppslgr

「書けない……」 乱雑に本が積まれたワンルーム、暗がりの中で呻きが密やかに消えた。 パソ…

イドラデモン・アニヒレイト -58- #ppslgr

「はいはーい、約束通りお持ちしましたよー」 ひりついた感じのバー店内に、のんびりとした声…

Noteの日常 過積載編

「しっかしR・V、お前どんだけ武器持ち歩いてんだ?武器庫かよ」 「Noteに来た当初は手ぶらだ…

イドラデモン・アニヒレイト -57- #ppslgr

こっちの顔を見ずに投げ込まれたスキを、スリケン返しの要領で投げ返して、不埒なスキスパマーの顔に叩き返してやる。深々とスパマーの顔にめり込むスキチップ。Noteのメインストリートとかならまだしも、ここはいつものバー・メキシコである。スキ返しを行った程度で騒ぐ奴など、いもしない。 「ギャーッ!」 「せめて読んでからつけろ、読んでから!毎度毎度雑に投げつけやがってからに、わからんとでも思ってるのか!」 俺の一喝に、チャラい感じの訪問客はスパムる相手を見誤った、と言わんばかりに這

ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-2 #ppslgr

◆前回までのあらすじ  スーパーロボット、ソウルアバター(略称:SA)。それに乗るロックミ…

14

イドラデモン・アニヒレイト -56- #ppslgr

果てもないこの白亜の空間が、外側とは矛盾した広大さで良かったといえる。冗談みたいなサイズ…

パルプスリンガー辛い鍋メント回・13・

「む……待ってくれ皆。そろそろ終電が気にかかる時間だ」 「あ、ホントだ。四時間もあったの…

イドラデモン・アニヒレイト -55- #ppslgr

大質量、なおかつ空中とあっては、機動制御など出来るはずもない。 ただただ無防備に空中へと…

パルプスリンガー辛い鍋メント回・12・

「一つ、Noteならではの使えるかもしれないアイデアがある。即純読者の獲得……というわけには…

イドラデモン・アニヒレイト -54- #ppslgr

膨大な熱量爆発によって少なくない量のボット群が焼け融け、構造的意味を持たない融解物となる…

パルプスリンガー辛い鍋メント回・11・

「どうどう、J・Q落ち着いて」  ものすごく吹き上がっている闇医者を、僧とスーツが揃って押し止める。 「お、おう……しかしワシャこう、もっと作品を高みに押し上げたくてだな……」 「それは、皆同じさ。少なくともここにいる連中は、忖度よりも求められたら何処を直すべきかぐらいははっきり言うし、言われるのだって求めてる。実際問題、今日指摘されたとこってまるで意識してなかったから言われるまで直さなかっただろうし」 「そうそう。僕も同じ」 「ムムム……」  また一杯、ハイボールが空になる