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Happy!Book!Making!

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パルプスリンガーズの自費出版回単独マガジンです。
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記事一覧

Happy!Book!Making! -70- #ppslgr

「父さん、答えてください」 「良かろう、約束だからな。儂は、妬ましかったのだ、自由に創作…

Happy!Book!Making! -69- #ppslgr

接近戦とは、その本質においては知能戦である。 相手の行動を予測し、適切な動きを行う。思考…

Happy!Book!Making! -68- #ppslgr

だが、少なくとも一回やられた程度では復活不能、という訳ではないらしい。現に、大剣武者の姿…

Happy!Book!Making! -67- #ppslgr

「この程度、どうという事もないわぁ!」 胸部へ受けたダメージを押して薙刀武者は手にした得…

Happy!Book!Making! -66- #ppslgr

「余力があるのは貴様らだけではないぞ、とくと見るがいい!」 鏡面装甲反射光を全身より放っ…

Happy!Book!Making! -65- #ppslgr

死に果てた荒野を、乾いた風が吹き撒いていく。常軌を逸した異常事態に、法条もまた動揺を隠せ…

Happy!Book!Making! -64- #ppslgr

揺るぎない態度で宣言するオッサンだが、こちらとてそんな暴論をまともに聞くつもりもない。相手が強いのは間違いのない事だが、それ以上にこちらが苦戦しているのには理由がある。二機の間に立って両者に触れると、接触通信でいわゆるひそひそ話と決め込む。 「M・J、法条、どちらも本気で戦えてるか?」 「ハハハ……じつは結構やりにくい。何て言ったって、バリアの一枚下に15万人の人出だよ?」 「君が張る障壁がどの程度の強度かは知らないが、一歩間違えれば誤爆しかねないのは気がかりだ」 「安心し

Happy!Book!Making! -63- #ppslgr

まず動いたのは黒銀の竜機と金獅子の戦士!両者は鏡面装甲ビッグサイト武者の両サイドへ回り込…

Happy!Book!Making! -62- #ppslgr

変形・合体・名乗りの王道プロセスを経たM・Jの駆るアークデウスに対し、ビッグサイト武者は振…

Happy!Book!Making! -61- #ppslgr

ビッグサイトといえば、あの特徴的な逆三角形のピラミッド建造物だ。余りに特徴的な為に、イベ…

Happy!Book!Making! -60- #ppslgr

「時間が無い、トドメだ」 「待ってくれ」 予備に持っていたナイフを干し海月の様に萎れたス…

Happy!Book!Making! -59- #ppslgr

銀と金の瞬影が水塊へ肉薄すれば二人で息の合った斬撃連携を繰り出す!通常の人体構造であれば…

Happy!Book!Making! -58- #ppslgr

東館はその場にいるパルプスリンガー達に任せ、残りの戦力が足りない東新館7・8ホールに踏み…

Happy!Book!Making! -57- #ppslgr

「グヌーッ!フンガーッ!」 H・MのK.O.宣言に対し、マッスルコアラ怪人は埋まった首を引き抜いた勢いでそのまま直立し仁王立つ!その手には樹上生活生物特有の鋭い爪が艶やかに光を放てば、再度強力極まりない剛腕の爪撃が放たれた! 「ムンッ!」 まるでジェットエンジンの中に高強度金属塊をねじ込んだかの様な破壊音がとどろく!H・Mの上半身を深々と切り裂いたはずの怪人の爪の方が割れ砕け折れていた!床に散ったタイル材の上にコアラ爪の破片が散らばっていく! 「は……ハ?」 「ウォリ