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双子出産の入院記録 (3日目)

双子出産に際して,約2ヶ月間入院したときにつけていた記録です.
こんなの何かの役に立つのかな?と思いつつ,これから同じような
経験をされる方がもしいたら何か1つでも参考になることがあれば
いいなという思いで書いています.

注:コロナ禍での出産だったので,面会の制限があったり現状とは異なる状況であることをご承知おきください

入院3日目:30週2日 (8ヶ月)

今日は7時前に朝の回診で体温測定と簡易の心拍確認 (赤ちゃんの).
8時朝食.

9時半に抗生剤点滴,体温・血圧測定,NST (ノンストレステスト).
朝から少しお腹の張りの頻度が高くなっていたので,
ここで点滴の量を少し増やしてもらう (リトドリンを15 mL/hから17へ).
副作用はちょっと体が火照った程度.

12時昼食.
14時頃に午後の回診で体温測定と簡易心拍確認.
15時過ぎに温タオルをもらって着替えと体フキフキ
18時夕食.

19時に抗生剤点滴,体温測定,簡易心拍確認.
羊水は出なくなったけど,卵白みたいな
おりものが時々たくさんでてくる.
薬のせいか,寝たきり生活のせいか,
上半身がバキバキで筋肉痛.顔の筋肉も痛い

夜23時頃,お腹の張りが10から20分おきになり,
看護師さんを呼んで心拍とお腹の張りをモニター
してもらった.
やっぱり張りが頻回になっていて,
点滴量がリトドリン21 mL/hに増加.
副作用は特に悪化せず.とりあえずそれで
落ち着いたので就寝
モニターつけているとき,
ミコちゃんがしゃっくりしていた.
もう呼吸の練習してるんだね!

日記の補足と振り返り

"抗生剤点滴"
高位破水で膜が破れてしまっているので
感染症の危険性があり,定期的に
抗生剤の点滴をしていました.

"点滴の量を少し増やしてもらう"
子宮の張りを抑える薬を24時間点滴していて
張りが強くなってきたら少しずつ点滴量を増やし
なるべく赤ちゃんをお腹の中で育てるという
治療方針でした.

"着替えと体フキフキ"
絶対安静=トイレと歯磨き以外は基本ベッドの上で
生活だったので,当然シャワーもできませんでした.
毎日看護師さんが持ってきてくれるおしぼりタオルで
体を拭く,着替えるというルーチンでやってました.

"羊水は出なくなったけど"
高位破水での緊急入院だったので,何かの拍子に
チョロチョロと羊水が出てくる状態でした.
それがこの時には多少治まった感覚でした.

"上半身がバキバキで筋肉痛.顔の筋肉も痛い"
薬の副作用です…

"就寝"
就寝といえど,お腹が大きくて苦しいし,
副作用で辛いし,お腹も張るしで
入院中はぐっすり寝られたためしが
なかったです.
だからこその上げ膳据え膳生活
だったわけですが.

"呼吸の練習"
胎児のしゃっくりは呼吸の練習なのだそうです.
胎児の呼吸器は大体妊娠34週ごろに完成する
といわれていて,それまでは赤ちゃんを
なるべくお腹の中に留めたいという趣旨を
お医者さんから言われていました.
この時まだ30週だったので,毎日祈るような
気持ちでした.

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