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脱水症状で倒れた高齢母、退院後の食事(水と宅食)

先日母が倒れ、緊急搬送されました。

加齢により暑さを感じにくくなっており、夏になりじわじわと脱水症状を起こしていたようです。症状は重く、1週間ほど入院しました。

家族も本人も気づかぬうちに生死の境にいたことを知り、ビックリすると共に水分補給の重要性を甘くみていたと反省しきりです。

脱水症状についてはまた別に書こうかなと思っとりますが、今回は退院後の食事と水について、記録に残しておこうと思います。

(1)退院したあとも大変・・・

退院したあとはしっかりごはんを食べしっかり寝る必要がありますが、母は実家で一人暮らし。食事をどうするか問題になりました。

体調が悪い状態での買い出し~調理~食べる~後片付け、これしんどいですよね。自分が母の状況だとして、このこと考えたらわりと地獄です。

さらに、できればバランス良く色々食べてほしいですが、体が元気だったとしてもどうしても偏りがち。
ひとり暮らし+高齢で食べられる量が少ないため、多くの食材を買ってもダメにしてしまうから。気持ちはわかります。

そこで、本人の希望もあり、
●地元のお弁当届けるサービス
宅食
を調べることになりました。
(宅食:弁当や惣菜セットの定期宅配サービス。リンクご参照)

退院前日にその話が出て、あまり時間がありませんでした。
希望は翌日から届けて欲しかったですが、結局、退院4日後~開始になりました。

今回、宅食についてはじめて調べましたが、高齢化社会となり、宅食のニーズは高まってるなと今更ながら感じました。高齢者向けのおかず・味付けのものがたくさんあります。量も考えられています。

(2)サービスその1:お弁当を届けてくれる

翌日からその日作ったお弁当を届けてくれる地元のサービスがいくつかあったが、すべて実家の場所が配達エリアに入っていないww
または行政を通しての申込が必要(高齢者福祉の一環のようだった)で、配達開始までに日数がかかるので対象外となりました。

(3)サービスその2:冷凍のお弁当がまとめて届く

冷食が数食分まとめて届くパターン。
お弁当形式になってて、そのまま電子レンジにいれてOK。
今、ニチレイダイレクトフーズnoshを試しています。

母にはニチレイのウーディッシュが好評です。
横長のケースは冷凍庫に収納しやすく、解凍の際、全おかずが良い感じに解凍されるそうです。それがおいしさにつながる。
noshは解凍具合にばらつきがあり、熱が入りすぎのおかずが出ちゃうらしい。
味付けのおいしさ以外にいかにご家庭のレンジで均等に上手に解凍されるかが大事ですね。さすが冷食の会社何か知見と技術をもっているに違いない、と思いました。

(4)まとめ:おいしいごはんを口から

口からごはんを食べることは大事なことです。これができると体はみるみる回復していきます。
そのためには味付けが好みで、かつ美味しくないといけない。
とくに高齢者はそもそも食が細くなっているので、体調悪くなると本当に食べない、食べようとしても食べられないのだと思います。

(5)まとめ:一番大事なのは水!水だ!

そして、一番大事なのは水です。
これは親には絶対に意識して飲ませないといけないと心に強く刻んでください、本当に本当にヤバいです。

一日に、体重40kgで1.5リットル、500mlのペットボトルで3本ぶんの水分を摂取しなければ命の火が徐々に消えていきます。
※水分なので、食事やおやつ含めてです。


夏になって、親御さんの皮膚、乾燥していませんか。
いつもうとうとしていませんか。手が震えていませんか。頭痛がするといってませんか。目に見えて食事の量が減ってませんか。
足下がふらついていませんか。
座っているのがしんどいと、何かと横になっていませんか。
しんどくて、動けなくなって、より一層水を飲むことから遠ざかっていませんか。

ああ、年とったからなぁ、暑いからしんどいんだよねと思ってしまうのですが、気をつけてあげてください。
もう自分では水飲むことができなくなってる可能性があります。
脱水ってじわじわと進むんです。
一人暮らしですと本当に危ないです。最終的に動けなくなって、助けを呼べず、最悪の事態もありえます。

脱水がある程度以上進むともう水をのむのでは間に合いません、躊躇せず病院に引っ張っていって下さい。命が無くなるまえに!


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