特定の価値観との同一化と、劣等感

テキストには、
「あなたが持っている価値観の全てを
疑問視する意欲が必要である」
とあるけど、
加藤諦三さんが、
「劣等感は、特定の価値観にハマるからなんです」
と話していて、
あっ同じだ、まさにこれだ、と思った。

アフリカのどこかの部族で、
女性たちが体の一部に穴を開けて、
白い輪っかをつけて、
その輪っかのサイズが大きければ大きいほど、
美しい女性であるということになるから、
何十年もかけて、
みんな頑張って大きな白い輪っかを
身につけようとする、
という動画があった。

「輪っかが大きい方が、より美しい」
っていう信念、価値観と同一化してるから、
外側にいる人から見たら滑稽だけど、
部族の内側の人たちからしたら、
深刻極まりない。

自分も身長が高いのが羨ましいとか、
身長の高い人見たら劣等感とか、
あと何センチ欲しいなとか、
感じるけど、
「身長が高い方がいい、
見た目がカッコいい、
スタイルよく見える」
っていう価値観と同一化してるからか、
とこの前散歩してて思った。

この価値観の外側にいる人、宇宙人とか
アセンデッドマスターからしたら、
滑稽でしかないのかもしれない。

アフリカの部族の女性と同じ。

リビングミラクルズの人に羨ましさ、
劣等感、惨めさを感じてたのも、
「コースコミュニティの建物の内側に住んでいる人は幸せで、
仲間とか家族みたいに親密感とか受け入れられてるあたたかい感覚があって、
悟りに近づくレッスンとかチャンスも
日常でたくさんあって、
デイヴィッドとか古参メンバーから
ガイダンスをもらったり、
なんかためになる話しを聞いたり、
その幸せになるチャンス、
恩恵がもらえる幸せの度合いの違いがあって、
それはオンラインリトリートとか、
ファンクションとか、
コミュニティとの関わりの距離感によって決まる」
という特定の価値観があったから。

だから、リビングミラクルズ周りのリトリートとかファンクションに参加した人に、
「負けた、先を越された」
と感じる。

アフリカの部族の女性と同じ。
白い輪っかのサイズが自分個人の幸せを決める
と、本気で信じてる。

この信念を掴んで離さないのは、
分離がないとか、個人的な利益がない、とかの真実、実相から逃げたいと、
無意識に欲しているからなんだろうか。

外側にいる人やグループとの、形の接触や
コミュニケーションが、
理解とか幸せ、安心感をくれる、
って、外的な探究、
「彼らには、自分にない特別な何かがあるから、それを得たい、そこから幸せを得られるはずだ」
っていう信念を、なぜ、
自分は掴んで離さないんだろう。

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