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軽井沢移住計画(1)-軽井沢に引っ越したい-

軽井沢に引っ越したい。

そう思い始めたのはいつの頃からだろうか。手元には「monthly m」2002年8月号、軽井沢移住計画が残っている。この雑誌がきっかけというわけではないが、この頃からあたまの片隅にあったのかもしれない

軽井沢、というのは3つの理由があった。

ひとつは一般的によく言われていることで、東京までのアクセスが良い。新幹線が通っており、車でも上信越道〜関越道がある。

もうひとつは、コアなコミュニティではない(であろう)こと。つまり移住者がある程度いて、ほどよい距離感を保てる場所。人付き合いが苦手なもので、、、

そしてもうひとつが個人的な事情で、長野市に行きやすい場所であること。

特筆すべき理由ではなく、軽井沢の人気を支える理由とほぼ同じだろう。

漠然と思っていても事は進まない。とはいえ、ローン支払い中の東京目黒の住まいを手放して移住するのかというと、決心できない、、、目黒は目黒でよいところなのだ。

ずっとあたまの片隅に軽井沢移住があったのだが、重い腰を上げたきっかけは、これまた3つある。

ひとつめは、コロナ禍。自分ひとりで働く零細企業経営をしているぼくは、どこにいても仕事ができることがわかった。

ふたつめが、地震。1月にも能登半島地震があったが、日本には大きな地震リスクがある。首都直下、南海トラフ、いつ起こってもおかしくなく、もし起きたとしたら、東京は電気と水が止まるだろう。お手上げだ。

3つめは中目黒に借りているオフィスの賃料。借りて10年以上になるが、積み重ねるとそこそこの金額を支払っている。どこでも仕事ができるのだから、中目黒に借りる必要もなく、今の賃料を軽井沢生活に回せばよいのである。今の2拠点の目黒(自宅)と中目黒(オフィス)では、もし地震が起きたら同じ被害を被るのでリスクが高い。

ということで、とりあえず現地に行ってみようと思い立ったのが、2022年10月のこと。

(続く)

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