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『ヴィンチェンツォ』6話まで見て。
最近の私の楽しみといえば、Netflixで毎週水・木に更新される「シーシュポス」と毎週土・日に更新される「ヴィンチェンツォ」。
まるで韓国にいるみたいに週2話づつ更新されるドラマ。いい世の中だ。週2話づつっていいペースだよね。作ってるほうはたまったもんじゃないが、視聴者にはありがたいペース。
しかも2つのドラマが毎週2話ずつということは、週4日は新作を見るという楽しみがあるということだ。
あーなんて幸せなんだ。
閑話休題
「ヴィンチェンツォ」すでに6話まで進んでいる。
これは私にとってのザ・韓国ドラマである。
いきなりのノワールと見せかけて、一転コメディーに走ったかと思うと、トラジェディは一気にやってくる。コメディの後にやってくるトラジェディはいつも容赦ない。コメディなのかシリアスなのか、その匙加減に翻弄されながらどっぷりはまってく。「ヴィンチェンツォ」はきっとそういうドラマ、だと思いながら楽しんでいる。
ざくっとあらすじ
1話→ヴィンチェンツォは小さいときにイタリアのマフィアに養子にだされ、弁護士でマフィアの右腕(コンシリエーリ)になっている。ボス亡き後いろいろあって韓国へ。ヴィンチェンツォが韓国に来た目的は、クムガプラザの地下に眠っている「15トンもある金」を頂戴し、海外へ逃亡すること。再開発途中のクムガプラザで一癖も二癖もありそうな住民たちに翻弄されるヴィンチェンツォがなかなか可愛い。
2話→クムガプラザのオーナーが襲われ、ビルがバベル建設に買われてしまう。取り壊しが始まるという大ピンチになんとヴィンチェンツォはクムガプラザの広場でイタリア大使を招待する大パーティを行う。SNSで宣伝して、パーティを盛り上げ、工事をストップさせるという荒業。2話では藁(シプラギ)弁護士事務所のホン・ユチャンと親しくなっていく過程がほのぼのしていい感じ。
3話、4話は一転してシリアス展開。バベル製薬の新薬が麻薬が主成分で危険なドラッグであることを知ったユチャン(弁護士の父のほう)が襲われて死んでしまう。ヴィンチェンツォといい関係を築き始めていたところだったのに、それはないよの展開。4話では父を亡くした娘のチャヨンが父の後をついで藁(シプラギ)弁護士事務所を再開し、ヴィンチェンツォと父を殺された復讐とバベル製薬の悪に立ち向かう。展開早い!4話ではなんとバベル製薬のラスボス登場。
5話、6話はバベル製薬の被害者の会の弁護士となり、いざ法廷劇。
(力尽きたので本当にざっくりで)
クムガプラザの一癖の二癖もある住民たちは7人の侍みたいに今後の活躍に期待大だし、物語はヴィンチェンツォとチャヨンコンビのバベル製薬との闘いに向かっていく展開でガンガン面白くなっている。ヴィンチェンツォと彼を捨てた母親との関係もどうなるのか興味深々。ここには感動をもっていてほしいがトラジェディがきたらどうしよう。
今のところ予測不可能。週末が楽しみでならない。
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