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シーシュポス 「シーシュポス:The Myth」 お願いだからループしないで。

Netflixでスタートした新ドラマ。
タイトルから想像するのはギリシャ神話の「徒労の岩のシーシュポス」

ひょっとしてこのドラマはタイムループものじゃないか?って想像しませんか。
私はしています。想像したくないけれど。
ループするんじゃないかと毎週不安に陥りながら見ています。

コロナ禍での生活はいくら能天気な私でも気分は落ち込みます。
できるだけ楽しい映画やドラマ、後味すっきりな映画やドラマが見たい。
見る前にある程度予想をたて、これなら大丈夫と確信したい。
それはそうだが、好奇心のほうが勝るから見ちゃうわけです。

お前のほうがループしてるよ!

現在6話まで視聴済み。
今のところまだ大丈夫。まだまだドラマの前半だし、ここまではひたすら謎を謎としてちりばめるところだし、あとで回収する伏線を張るところですね。

ここまでのあらすじをざっくり説明すると、

時空を行き来するタイムマシン、ここでは「アップローダー」という。
それを作ったのが主人公のハン・テスル(チョ・スンウ)。

この「アップローダー」をめぐって、ハン・テスルを殺そうとするものと、
殺人者からハン・テスルを守ろうとするものが入り乱れ、誰が味方かだれが敵かわからない。

キーはハン・テスルが持っている「鍵」にある。
誰もが欲しがるその「鍵」の秘密は!?

ざっくり過ぎる・・・

6話では時間が戻されたかというシーンがあり、
一瞬、「来た!ループか」と思わせるところがありましたが、
後でそれは作為的に作られたものだとわかり安心しましたが、

びっくりさせるなよ…

6話のラスト
あれはいったい誰?
また謎が深まる。

いやいや、面白いですね。
ループはいやだと言いながらもはまっていくのが、韓国ドラマです。

ハン・テスルが発明した「アップローダー」。
これに何らかの欠陥があるのか、ハン・テスルは実はもっとすごいものを発明しているのか、彼が生きていると困るのはなぜなのか。
例えばシグマのように、たった一人だけ(一社だけ)が自分の利益のためにアップローダーを独占したいのか。

未来から彼を守るためにやってきたカン・ソヘ。彼女が彼を守るというには未来のため?ハン・テスルとカン・ソヘがこれから起こるである戦争を阻止し未来を変えようとするが、シーシュポスの徒労の岩のように二人の戦いが繰り返されるのだろうか。

ドラマとしてはタイムループも面白いと思うのだが、
ちょっと自分のメンタル的に、できればここはループせずに終わってほしい。そう思いながらも見るのを止められないのが韓国ドラマの常です。

徒労って、いやなのだよ。
ほんと、ごめん。


タイトルの「シーシュポス」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9D%E3%82%B9
シーシュポスの岩
シーシュポスは神々を二度までも欺いた罰を受けることになった。彼はタルタロスで巨大な岩を山頂まで上げるよう命じられた(この岩はゼウスが姿を変えたときのものと同じ大きさといわれる)。シーシュポスがあと少しで山頂に届くというところまで岩を押し上げると、岩はその重みで底まで転がり落ちてしまい、この苦行が永遠に繰り返される[16][1]。


ところで、韓国は今、SFに向かっているんだろうか。
Netflixでは映画「スペース・スウィーパーズ」、そしてこのドラマ。

韓国映画もドラマもSFは珍しいが、こう立て続けに始まると、この未開の分野でどういう作品が今後でてくるのだろうかと期待は膨らむばかり。

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