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あなたの番です 劇場版 地上波初登場の後日談

あなたの番です劇場版の地上波発放送に寄せて、いろんな魅力的なインタビューが出てきたので、追加でまとめました。

インタビューいろいろ

圭くんからのコメント


<手塚翔太役・田中圭 コメント>

先週のバトンを引き継ぎまして、さぁ今週も金曜ロードショーに、やってまいりました!あなたの番です!劇場版!!皆さんに盛り上げていただいた連ドラ版「あなたの番です」は2クールという長丁場でしたが、考察してくださる皆様と一緒に作品を作ってる感覚でした。なのでその恩返しだ!と。お祭りだー!!と、皆さんにあな番ワールドを楽しんでいただきたい!というスタッフキャスト全員の想いが詰まっております!!
とにかくまぁキャラの濃い人たちが暴れていますし、ドラマ版とは違ったストーリーにもなっていますので、ドラマを見てくださった方は勿論。そうでない方も、是非あな番ワールドに触れてください!皆さんが楽しんでくれますように、、、。今度は“あなたの番です”!!


鈴間プロデューサーからの濃厚な制作エピソード

前編


後編


あなたの番です公式


金曜ロードショー公式

パーティーを終え自室に戻った夫婦のラブラブシーンが、この映画のクランクイン。#原田知世👤さんは、ドラマ版第3話の通称“レタスキス”のシーンを思い出し、一瞬で菜奈役が戻ってきたのだとか😆翔太が菜奈をお姫様抱っこするのは、ドラマ版ではカットされたシーンを受けての #田中圭👤の提案でした🤗
#原田知世 👤さん演じる菜奈は、ドラマ📺では10話で殺されてしまったので、当たり前の様に菜奈ちゃんが目の前にいることにグッときたという #田中圭👤さん。原田さんはそんな田中さんの姿を見て胸が熱くなり、「今度こそ二人に幸せになってほしい」と心から思ったことが忘れられないそうです😆


#菜奈  の前夫 #細川朝男 役の #野間口徹👤さんは「ドラマのときはあまり他のキャストの方と絡みがなかったので今回ほぼ全員とご一緒出来て嬉しかった」と言っています。劇場版🎦の撮影では、#田中圭👤さんと会ってすぐに「朝男」に戻る事ができたそうです😄
交換殺人の条件がずっと引っかかっていたという #秋元康 さん。同じマンション🏢の人が交換殺人を行っても、知り合いである以上、正確には交換殺人ではないというのをどこかで言わせたいと思っていたそうで、パラレルワールドを誕生させてそのセリフを #翔太 が言うことになりました🤗
住民会のシーンが #真飛聖👤さん演じる澄香が仕事をしているカットから始まるのはドラマ📺と同じですが、#翔太 の両隣に座る人がドラマとは違っています。#竹中直人👤さん演じる #床島 が「あんた、俺のこと殺したい?」と言い出すタイミングも変える事でパラレルワールド感を演出しています🤗
#菜奈  と ,#翔太 が入居した #キウンクエ蔵前🏢の外観は、ドラマ版📺と同じ神奈川のマンションを使用。地下会議室もドラマ同様の部屋が再現され、カメラ🎥のアングルやカット割りもドラマ版を踏まえたものに。一方で、住民会での座りの並び順は、連続ドラマ版とは微妙に違っています😳


のシーンでは、鈴間Pは蹴られる側の田中圭さんの演技も絶賛しています🤗
#翔太  と #神谷 がフェリー🚢から落下するシーンは、#田中圭👤さんと #浅香航大👤さんをワイヤーで吊って、グリーンバックで撮影🎥。その映像に、実際のフェリーから海を覗き込んだ俯瞰の位置から撮った映像を合成した上で、波の向きなどを整えています。👉続く
続き👉海の中の翔太と神谷の撮影🎥は、千葉のダイビングプールで行われました。なんと‼️#田中圭👤さんはプールの中でクランクアップを迎えました😆田中さんは「大変な時も楽しいが勝ってしまって、撮影をやっている実感がなかったですが、今日、実感できました(笑)」と水に浸かったまま挨拶したとか🤗
#原田知世 👤さんが「印象的だった」と語るデッキのシーン🎞。原田さんは田中圭さんの背中に手🤚を乗せているのですが、翔太の感情が溢れ出す瞬間に田中さんの背中が熱く🔥なり、田中さんの集中力の高さと常に全力でその一瞬を演じるパワーに感動したそうです。👉続く
続き👉一方の #田中圭👤さんは、原田さんが背中を触ってくれていたので、安心感を感じていたのだとか☺️


連続ドラマの撮影が終わった後も、#原田知世👤さんと家族同士で会ったりしていたという #田中圭👤さん。 #横浜流星👤さんとも仲良くしていたり、#西野七瀬👤さんとも他の作品で共演したりとずっと繋がっていたとか。田中さんは「あな番」チームに親戚の様な懐かしさと安心感を感じているのだそうです🤗


MGさん



entax.news
『あなたの番です』プロデューサー単独インタビュー全てのはじまりは"同調圧力と疑心暗鬼

2019年に社会現象にまでなった大ヒットドラマ『あなたの番です」。その劇場版が11月18日の『金曜ロードショー』で地上波初放送される。entax取材班は、ドラマだけでなく劇場版でもプロデューサーを務めた鈴間広枝さん(日本テレビ)に、改めてドラマの撮影秘話と、多くの人に愛された今作品の魅力について聞いた。
大人数でも各自の個性が発揮された、愛ある脚本
ーードラマ『あなたの番です』は、もともとどんな作品にしたい、どういったメッセージを届けたいといったコンセプトで企画されたのでしょうか? 
最初は秋元康さんとお話している中で「同調圧力とか、疑心暗鬼が連鎖していくといったことが怖いね」といった話題が出て。"得も言われぬ恐ろしさ"みたいなものがテーマだったと思います。実際にドラマの中で主人公が住むマンションの住民会で交換殺人ゲームが提案された
時、嫌と言えない感じがあったり、ゲーム通りに殺人が起きていった時に、「ひとつ屋根の下にいる誰かがやっているのか?」といった不安が渦巻いていたりして。放送される前は、「そういうところが盛り上がるといいね」といった話をしていました。
――『あなたの番です』は、2クールという長丁場のドラマだったことも特徴的でした。
このドラマは人がたくさん出てきて、関係性も複雑になっていくので、2クールあってよかったと思います。折り返し地点では、大きな仕掛けがありましたし。ただ前半は「誰が誰を殺して、どういう気持ちでどういう風に変化していって、事前にこういう風に疑われる」といったことを緻密(ちみつ)に作っていたんです。
でも後半は着地点を決めていたんですけれど、スケジュールもどんどん大変になってきて⋯
まさに綱渡りという感じでした。その一方で、視聴者の方々から大きな反響をいただいていたので、それを受けて「この人を怪しくしよう」とか、柔軟に対応できたことはよかったですね。
一一確かに、登場人物は非常に多かったですね。
レギュラーのキャストが40人近くいたので、本当に多かったと思います。でも愛着がわいてきた頃にみんな死んでいってしまうから、すごく寂しくて。誰かが殺されるたびに「ああ〜」と複雑な気持ちでした。
―一人数が多くても、一人ひとりのキャラクターにそれぞれ背景があって、みる側も自然に愛情が抱けるようになっているのも、すごいと感じました。
それは脚本を担当された福原充則さんのお力が大きいと思います。もちろん推理ものとして、その人の行動理由とか、どういう考え方をするのか、といった説得力のあるキャラクター設定があらかじめあるんですけれど、実際に脚本になった時に、福原さんが役者さんの特性を生か
した形にしてくださって。福原さんは舞台の演出もされているので、役者さん一人ひとりが生き生きする形を深く理解しながら書いてくださっていたんです。
演じがいのある本になっていて、たぶんキャストの皆さんは、「どんな宿題を今度は投げられるんだろう?」とワクワクされていらしたと思います。たとえば生瀬勝久さんだったら、もともと劇団をやっていらして、舞台への愛が深い方ですけれど、役柄の田宮も人を殺したことに
よって劇団に入り、生き生きしていましたよね。それから榎本早苗を演じる木村多江さんが、いい奥さんから豹変するところとか。横浜流星さんも「空手の世界一なんですよ」という話から、秋元さんが「アクションやってもらおうよ」となって、福原さんが粋なト書きを書いて下さって。どーやん(二階堂忍)は、実はす
ごく動けるというキャラクターになりました。
さらにキャストの皆さんが演じてキャラクターを魅力的にしてくださるからこそ、「じゃあ、今度はこんなことしてみよう」となって、相乗効果でキャラクターの深みが増していったのではないか、と思います。

――今、生瀬勝久さん、木村多江さん、横浜流星さんのお話が出ましたが、このキャストだから実現できたと思われるシーンやエピソードを教えていただけますか? 

まず、原田知世さんが菜奈ちゃん(ヒロインの手塚菜奈)を引き受けてくださったのは、絶対的に大きくて。知世さんの持ってらっしゃる女神感というか、何者にもけがされない感じが、中盤の展開に対して非常にインパクトを与えてくださったと感じています。
あと尾野ちゃん(尾野幹葉)は奈緒さんが演じてくれたからこそ、どんどん跳ねるキャラクターになっていって。緑の毒霧を吹く、みたいなところまでいったのは、たぶん奈緒さんでなかったら、ならなかっただろうな、と思うんです。
あとは刑事コンビ。浅香航大くん演じる神谷将人という役は、悪いことをしていたので、当初は警察を辞めてフェードアウトする予定だったんですよ。でも神谷も皆川猿時さん演じる水城洋司も非常に人気があって「1回、真剣な猿時さんを見てみたい」という思いもあって、神
谷を派手に殺させようと。猿時さんの違う面も見られて、すごくよかったと思いますね。
――視聴者からの声で、ストーリーは少しずっ変わっていったのでしょうか?
そうですね。着地点は決まっているけれど、通るルートは結構、皆さんの反応を見ながら、というのはありました。
コンテンツの得も言われぬパワーが、多くの人に愛された理由だと感じている
―ーたとえば後半、ドラマが大いに盛り上がってきた段階で変わっていったことはありましたか?
最初に交換殺人が提案された時は、14人ぐらいの人たちがワンシーンにいて。結構長回しで、お芝居の達者な人たちばかりの撮影で、まるで舞台みたいでした。キャストの皆さんが「お芝居をするのが楽しい」と感じてくださるようなシーンが多かったから、始めから現場の空気自体はすごく良かったんです。あと「会う人ごとに"すごく面白いね"と言われるんだ」と皆さんおっしゃっていて、それが励みにもなっていたようです。
さらに「犯人は誰?」とすごく聞かれたそうで(笑)。最初は主演の田中圭さんも、あえて知らなかったんですよ。ただ次第に分かってくるわけで。そうしたらみんなで秘密を守る、という結束力で固まっていったと感じています。

ーーなるほど。
前半は見ている方も、仕組みが複雑すぎて、「何が行われているんだろう?」という心境だったと思います。菜奈ちゃんが殺されてしまったことで、一番悪い奴がいるらしい、といったことが分かって。その謎を解くという一つの方向性が明確になって、より盛り上がっていった気がします。
―一放送中に日本のドラマ史上初のTwitter世界トレンド1位を5度獲得されましたが、あれだけのブームを巻き起ーさほど題になった要因は何だと思われますか?
なぜなのかは、正直分からないんですけれど、テレビならではの同時性とか、一種のお祭り感みたいなものが次第に醸成されていったのかな、と思います。ちょっと怖いドラマだけど、誰かと一緒に見れば怖くない、とか。"ああでもない。こうでもない"と話したくなる、といったいい要素がかみ合っていった、というか。
秋元さんのちょっと想像できない斜め上をいく斬新なアイデアと、福原さんの愛のある脚本、そして演者さんが生き生きと演じてくれるという、コンテンツ自体の得も言われぬパワーが要因かな、と思います。そして視聴者の皆さんと一緒に作っている感じがして。見てくださる方
の意見にはもちろん左右されていたし、一緒に育てていただいた作品だと感じているので、本当にありがたかったと思っています。

『あなたの番です』プロデューサー単独インタビュー 秋元康氏と強力タッグ 映画製作の舞台裏

2019年に社会現象にまでなった大ヒットドラマ『あなたの番です」。その劇場版が11月18日の『金曜ロードショー』で地上波初放送される。entax取材班は、ドラマだけでなく劇場版でもプロデューサーを務めた鈴間広枝さん(日本テレビ)に、劇場版につながった背景や、ドラマ、劇場版を通して感じたキャストの変化といったことについて語ってもらった。
ふたご座流星群に託したのは、劇場版
のヒット祈願
一一映画化に関しては、当初は考えていらっしゃらなかったそうですね。
そうなんです。ドラマが終了して燃え尽きていましたし、「もう、これ以上やることはないでしょう」といった咸じだったんですけれど、ありがたいことに映画化のお話をいただいて。大好きなキャラクターたちがかなり死んじゃってるから、「ここから新たに2時間、どうすればいいのか?」という感じだったんですけれど、『あなたの番です」というタイトルの映画だったら、やっぱりヒロインの菜奈ちゃんは欠かせないだろう、という話になって。菜奈ちゃんに出てもらうには、パラレルワールドにするのはどうか、と。それで「みんな生き返ってもらえれば、また2時間のお話が作れますね」となったんです。
あと、見た人がスッキリするというか、「ああ、面白かったね」と言って帰ってもらいたいという気持ちはすごくありました。ちゃんと結論を出して「え?」となることがなく、読後感のいい映画にしたかったですね。

―劇場版の撮影に入る際、出演者の皆さんからどんな声がありましたか?
物語の中で生き残っていた人たちは「やっぱりやることになったんだ。頑張ろう」みたいな感じなんですけれど、亡くなっていたキャストの方々は「え、出れるの?」と驚きが大きかったです。菜奈ちゃん役の原田知世さんが「私は出れないと思っていたから」とびっくりしていらして。でもすごく喜んでくださったんです
よ。
一一今回の舞台は船上ということで、撮影にはいろいろ制限があったと思うのですが、いかがでしたか?
撮影は12月、1月だったので、ものすごく寒かったんです。キャストの皆さんは待ち時間が長く、船酔いされている方も多かったんですよね。本当に皆さん頑張ってくださって。それからコロナにならないように、かなり注意をしながら撮影していました。そういえば、途中でふたご座流星群が見えるタイミングがあったんですよ。思わず「映画があたりますように!」と願ったら、「色気のないプロデューサーだ」と言われました(笑)。

田中圭さんのまっすぐさと思いやりが作品をひっぱってくれた
ーードラマの後半で重要な役割を担っていた黒島沙和役の西野七瀬さん、二階堂忍役の横浜流星さんですが、ドラマから劇場版まで長い期間お付き合いされて、どのような変化があったと感じられましたか?
西野さんはドラマの初めはすごく緊張していたのですが、回を追うごとに女優さんとしてさらに磨かれていって。でも、可憐でたおやかな空気感を持ちつつ、怖いこともできてしまうという彼女ならではの雰囲気は、ずっと失われませんでした。
劇場版の撮影ではみんな顔見知りだったので、最初からリラックスして臨んでいました。ただクランクインしたら、いきなりヘビーなシーンからだったので、申し訳なくて「いきなりこれで、ごめんなさい」とお詫びしました(笑)。
横浜流星さんもドラマと映画版の間に何本も主演作品を経験し、ぐんと頼りになる役者さんとして今回の撮影に戻ってきてくれました。『あなたの番です』で最初に来た時は、素直でまっすぐな男の子で、どーやん(二階堂)の頼りなさとか、黒島ちゃんを愛する気持ちと疑う気持ちの間で揺れ動くところとか、当時の彼には非常にフィットしていたと思うんです。でもそこから1年半くらい経過して劇場版の撮影となり、今度のどーやんはよりカロリーの高い役だったわけですね。相当集中して臨んでくれていたと思うんですけれど、実際の演技を見て、さすがだな、と思いました。
ーーそして、主人公の手塚翔太を演じる田中圭さんはいかがでしたか?
一貫して本当にいい俳優さんです。クライマックスのシーンも、すごくストレートなことしか言っていないんですけれど、それだけで泣けるというか。直球を直球で投げて、ちゃんとストライクを気持ちよく取ってくれる人で、それは多分、田中さんが持っているまっすぐさとかパーソナリティがないと、なかなか表現できない、という感じがするんです。あとは相変わらず、相手のためにお芝居をしてあげる人。一緒に芝居をしている人が、すごく活かされるお芝居をされるんです。
ーーどういうところで感じられますか?
ドラマ後半は西野さん、横浜さんと一緒のシーンが多かったのですが、その時に自分がどうやると彼らがやりやすいのか、気持ちをもっと出せるのか、といったことをすごく考え抜いて、相手が"上がる"お芝居をする。それはキャリア20年以上の積み重ねの結果であり、主演以外
の経験も豊富、というところが田中圭さんの強みでもあるのかもしれない、と感じています。
あと水中のシーンは、以前、別の作品での水中撮影が怖くてトラウマだったようで、今まで見たことがないほど恐怖で震えていました。しかも以前の撮影は日中のシーンだったので明るかったんですけれど、今回は真っ暗だったんですよ。もちろんダイバーの人はいるんですけれど、一人で泳がなくてはいけないとなった時に、真っ暗で何も見えないし、自分がどっちを向いているのかも分からない。もちろん息はできない。だからすごく大変で。でも何十テイクも撮ったので最終的には、「慣れた」とおっしゃっていて。すごくいいシーンにしてくださいました。
親子の会話も生み出すコミュニケーシ
ョンツールに
――『劇場版あなたの番です」11月18日に『金曜ロードショー』で放送されます。地上波初放送ということで、視聴者の皆さんには、どういった点を楽しんでいただきたいですか?
『あなたの番です』のいいところは、会話のネタになることなんだと思うんです。テレビで同時に見ることで、誰かとまた、ああでもない、こうでもない、と話していただけたりすると、より楽しいのではないかと思います。
―一改めて『あなたの番です』のプロデュースに関わられて、どのような手ごたえを感じられましたか?
特にすごくいいなと思ったのは、今ドラマは、好きなデバイスで好きな時に一人で見る時代じゃないですか。そんな時に『あなたの番です』のことだけはお父さんが「思春期の娘と話せた」とか。そういう話を聞くと、ああ、良かったなと思って。
家族の中のコミュニケーションのツールになっているのは、すごくテレビドラマらしい感じがします。オンタイムでテレビの前に集まるなんてことも、もうほぼない状況だと思うからこそ、とてもありがたいことだったと思います。


ドラマ版のレビュー


劇場版のレビュー

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