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田中圭さんについて 残しておきたい記事(伝説級特別保存版)

田中圭さんについて残して置きたい記事の中でも、特に保存しておきたい伝説級の選りすぐり特別保存版です。


脚本家 三谷幸喜さん

骨太な中にほど良くブレンドされたチャラさ。それが第一印象

僕は演技をしながら、(この人に一生付いて行こう)と決意したくらいだ

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映画『記憶にございません!』公式サイト
三谷幸喜の「ここだけの話」。 映画『記憶にございません!』2019年9月13日(金)公開!

田中さん

2019/09/05 19:00

 田中圭さん。去年上演した「江戸は燃えているか」で初めてご一緒した。骨太な中にほど良くブレンドされたチャラさ。それが第一印象。一見、格好いいのかよくないのかよく分からない人で、稽古場でもどちらかといえば、いじられキャラ。ところが格好いい芝居をすると、相当に格好いいので、やっぱり格好いいのだろう。前日のお酒が祟って、ぱんぱんにむくんだ顔で皆の前に現れたことがあった。さんざん共演者にいじられた挙げ句、稽古が終わる頃には見違えるようにすっきりし、涼しい二枚目顔で帰って行った田中圭。つまりはそんな人だ。

 公演中に女優さんの一人が体調を崩してしまい、僕が急きょ代役を務めることになった。その時、舞台上でもっとも頼りになったのが田中さんだ。戸惑う僕をうまく誘導し台詞に詰まると、アドリブでフォローしてくれた。それでいて自分の芝居は完璧にこなす。僕は演技をしながら、(この人に一生付いて行こう)と決意したくらいだ。

 「彼に警官の役をやらせたい」と思ったのは、その頃。愛嬌のある「頼れるお兄さん」顔の田中さん。絶対に警察官の制服が似合うと思った。まだ映画の台本も完成していない時期「どんなに出番が少なくても、僕の映画に出てくれませんか」と頼んだら、「もちろん出ますよ」と言ってくれた。その後、「おっさんずラブ」が始まり、瞬く間に忙しくなったが、彼はきちんと約束を果たしてくれた。

 当初は冒頭だけの登場のはずだったが、熱いけど不満だらけのこの警官、田中さんが演じることを前提に考えたらもっと活躍させたくなってきた。そこで後半、再登場させることに。現場では、田中さんがさらに肉付けしてくれて、警官大関は、プロットの段階からもっとも成長したキャラとなった。

 記憶を失った黒田総理が路上に座り込み、野次馬に取り囲まれる。そこへ現れた大関。携帯をかざす人に「撮ってくれんなっつーの」と一喝。ここだけの話、この台詞は田中さんのアドリブだ。この一言の中に彼は、警官大関の職務熱心さ、そして暖かさを表現した。言葉はぶっきらぼうだが、なんとも優しい「撮ってくれんなっつーの」。

 田中圭、いい役者さんです。

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#ここだけの話

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脚本家 鈴木おさむさん

少々香る、男としての色気。あの色気は僕は、人としてのクズ感から出ていると思っている。男があこがれるクズ感

 ドラマ「おっさんずラブ」が大ブームになった。そして俳優・田中圭にかなり光が当たっていて嬉しい限りです。彼とは「芸人交換日記」という舞台と、昨年「僕だってヒーローになりたかった」という舞台を作りまして、彼の役者としての力量をかなり強く感じていました。いろいろなドラマに出演するし、とにかく役者としての力もかなりあるので、仕事は次々に来る。だけど、僕としては歯がゆいわけです。業界にも世の中にももっと評価されてよいのにと。
 ドラマや映画の主役を演じる役者さんには2タイプいると思っています。

 主役が似合う主役俳優と、主役以外でも実力を発揮するタイプ。主役俳優さんは、その選ばれた人にしかない華とスター性があるからこそできる役がある。だけど、問題は、若いうちにその座席に座ってしまった人は主役ではない役をやりにくくなってしまうこと。

 僕はこれを「階段を下りる」という表現を使うのですが、なかなか階段を下りることができず、主役にこだわり、年と共に微妙な立ち位置になっていく主役俳優・主役女優さんは少なくありません。

 はっきり言うと、田中圭は主役俳優ではありません。だけど、だからこそ、力でのし上がり、主役をやるときもあるし、脇で力を発揮することもできる。階段を上り下りできる俳優さんなのです。

 そして何より、受けの芝居がめちゃくちゃうまい。芝居に「攻め」と「受け」があるとするなら、田中圭はその「受け」芝居がとてつもなくうまいのだ。

 たとえば、「おっさんずラブ」は吉田鋼太郎さんと林遣都君が強烈な攻め芝居。芸人さんでも、ボケとツッコミで言うと、ボケが強烈なほうが目立つし、そっちのほうが人気も出やすい。だけど、超うまいツッコミや通訳がないとその強烈なボケは生きないこともある。

 田中圭は、吉田鋼太郎さんと林遣都君の強烈な攻め芝居を、受けて受けて受けまくり、ちょっと見方を変えたらありえないドラマを現実に引き戻す。これはとてつもなく難しいことだと思う。
 彼のお芝居を見ていると、故・三沢光晴選手のプロレスを思い出す。受けて受けて最後に攻めて観客を沸かす。香川照之さんは本来なら受け芝居の人なのかもしれないが、強烈なキャラクター造形とテクニックにより、受けながらも激しく攻め込んでいき、作品の中で強烈なインパクトを残す。今回の「おっさんずラブ」は周りの攻めがあまりにも激しすぎるので、田中圭の受け芝居のすごさが一般の人にも伝わったと思っている。


 そして、少々香る、男としての色気。あの色気は僕は、人としてのクズ感から出ていると思っている。男があこがれるクズ感というか。それが田中圭の根幹にはあって、それがあの人の人としてのパワー、人間力になっていると思う。すごく人間っぽいんですよ。
 今回の作品をきっかけに、役者・田中圭の前の大きな扉がたくさん開くことを願うし、きっとそうなるに違いない。

※週刊朝日 2018年6月22日号

引用元リンク・AERAドット


鈴間広枝プロデューサー

直球を直球で投げて、ちゃんとストライクを気持ちよく取ってくれる人で、それは多分、田中さんが持っているまっすぐさとかパーソナリティが

相手のためにお芝居をしてあげる人。一緒に芝居をしている人が、すごく活かされるお芝居をされるんです

◻️田中圭さんのまっすぐさと思いやりが
作品をひっぱってくれた

―ーそして、主人公の手塚翔太を演じる田中圭さんはいかがでしたか?

一貫して本当にいい俳優さんです。クライマックスのシーンも、すごくストレートなことしか言っていないんですけれど、それだけで泣けるというか。直球を直球で投げて、ちゃんとストライクを気持ちよく取ってくれる人で、それは多分、田中さんが持っているまっすぐさとかパーソナリティがないと、なかなか表現できない、という感じがするんです。あとは相変わらず、相手のためにお芝居をしてあげる人。一緒に芝居をしている人が、すごく活かされるお芝居をされるんです。

――どういうところで感じられますか?

ドラマ後半は西野さん、横浜さんと一緒のシーンが多かったのですが、その時に自分がどうやると彼らがやりやすいのか、気持ちをもっと出せるのか、といったことをすごく考え抜いて、相手が〝上がる‘’ お芝居をする。それはキャリア20年以上の積み重ねの結果であり、主演以外の経験も豊富、というところが田中圭さんの強みでもあるのかもしれない、と感じています。

あと水中のシーンは、以前、別の作品での水中撮影が怖くてトラウマだったようで、今まで見たことがないほど恐怖で震えていました。しかも以前の撮影は日中のシーンだったので明るかったんですけれど、今回は真っ暗だったんですよ。もちろんダイバーの人はいるんですけれど、一人で泳がなくてはいけないとなった時に、真っ暗で何も見えないし、自分がどっちを向いているのかも分からない。もちろん息はできない。だからすごく大変で。でも何十テイクも撮ったので最終的には、「慣れた」とおっしゃっていて。すごくいいシーンにしてくださいました。

引用元リンク・entax


瑠東東一郎監督

温かくチャーミングで、とてもシャイ。クレバーだから求められたことにはきっちり応えるんだけど、シャイなので本当の彼の良さを引き出そうと思うと、グイッと彼の心に入り込む覚悟が必要

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 八神役に田中をキャスティングしたのは瑠東監督たっての希望だったといい、その理由をこう語る。

 「原作の八神とはビジュアルだけで言うとそこまで似ているとは思わないんですけど、飄々としていてユーモアもあって、ダサカッコよくアツい男を演じられるのは誰か。それと、特に重要だったのは役柄として、俳優としても岸くんを引っ張り上げられる存在であること。そう考えると圭くん一択でした。加えて、僕がそんな田中圭を見てみたかったという思いも強かった」

 主演ドラマ「おっさんずラブ」シリーズ(2016~2019)では同性の上司や後輩に思いを寄せられる優柔不断な営業マン、今年4月期に高畑充希とダブル主演を務めたドラマ「unknown」では吸血鬼の妻を守り抜こうとする交番勤務の警察官など、愛されキャラを好演してきた田中。彼の魅力を知り尽くしている瑠東監督だが、『Gメン』では新たな発見もあったという。

 「意外にも、圭くんはこれまであまりアクションはやっていなかったのですが、この映画ではめちゃくちゃ良い動きをしていてカッコいい。アクション面のポテンシャルも高いんだなあと。もう一つ言うと、これは彼の人間性の延長上にあるかもしれないんですけど、八神ってある意味、勝太にとってヒーロー。カリスマというか。“ザ・ヒーロー”といったイメージの圭くんも新鮮で、今回組んでみてシンプルにかっこいいと思ったし、そんな彼を撮ることが出来て良かったです」

 これまで数々の作品で組み、信頼関係を培った田中とはプライベートでも親交があるといい「親友なんです。しょっちゅう飲みにも行くし、めちゃめちゃ仲がいいです」と話す瑠東監督。

 「圭くんは僕が撮った『おっさんずラブ』『unknown』で演じているキャラクターそのものだと思う。温かくチャーミングで、とてもシャイ。クレバーだから求められたことにはきっちり応えるんだけど、シャイなので本当の彼の良さを引き出そうと思うと、グイッと彼の心に入り込む覚悟が必要。彼自身も腹を割ってやろうぜっていうタイプだと思うし、アツい男。そういう彼が、めちゃくちゃ好きなんです」

 一方で、俳優としての能力の高さを話し始めると、止まらなくなる勢いだ。「今回だと岸くんを芝居でも、現場でも面白くいじって作品の熱を上げてくれました。僕が思うに、圭くんと共演する役者は皆、魅力的に映るんですよね。彼は相手の芝居を受けて引き上げる才能がずば抜けているんです。いわば天才キャッチャー。例えば会話をするときに一方的に僕が喋るだけでは成立しないですよね。相手が僕の言葉や思いを受け止めて引き出してくれて初めて成立するわけですが、芝居も完全にそうで」 

仕事面では「最高のパートナー」と絶大な信頼を置いており、「おっさんずラブ」はその最たる例だったという。「(後輩役の)林遣都くんの表情がめちゃくちゃいいのも、(上司役の)吉田鋼太郎さんがギンギンにやりたい放題やれるのも、圭くんが受けてお互いを高め合えるから。だから圭くんが出演するシーンでは、どのシーンでもまず彼と話をします。僕が“こういうイメージで撮りたい”って言ったら“わかった。じゃあ僕はこうするね”と意図を汲んでくれる。『unknown』でも(主人公を演じる)高畑充希さんとの相乗効果は目を見張るものがあった。もちろん、事前に話さず一発勝負の方がいい場合もありますが、彼とは撮影の前日に話したりもするし、“明日のシーンなんだけどさ……”としょっちゅう電話しています」

~以下、『Gメン』の詳細に触れています~

 『Gメン』でもやはり田中の存在は大きかったようで、予想を超える仕上がりになったシーンも。「ストーリーが大きく動くきっかけとなる、勝太と八神の大事なシーンがあるんですが、八神がチャリで現れて体育館の裏で勝太と話すところは“そうなったか! ありがとう”と圧倒されました。勝太の感情にスイッチが入るシーンなんですけど、想定外というか。このシーンも事前に圭くんと話しました。“ここはこうだから、こういう風にもって行きたい”と。対して岸くんには何も考えずに、圭くんの目を真っすぐ見て芝居を受けとめてほしいと伝えました」

 主人公にとって先輩として、人としても頼れる存在として描かれる八神。田中が演じたことで、“伝説のヘッド”のカリスマ性を存分に伝えるキャラクターに仕上がった。(編集部・石井百合子)

引用元シネマトゥデイ

貴島プロデューサー

「超絶技巧をオファーできるのは、日本で田中圭さんだけ」

キャストたちのご家族もたくさん現場に遊びに来てくださって、撮影現場全体が家族ぐるみのお付き合いのようになっていて、図らずも今作のテーマ「家族」がそのままチームの姿になっているように感じます。

撮影残り2週間となった第7話ラストシーンの自販機ロケの日に、田中圭さんが「どうしよう、もうセンチメンタル」とおっしゃっていて、私自身も撮影が終わってしまうのが寂しい気持ちになりました。


「はるたんと、座長に感謝する最終回にしたい」


――主演の田中さんの現場での様子はどうですか?

圭さんのはるたんは、アラフォーになっても世界一。温かくて太陽みたいで、ともすれば罪深い行動の数々も「悪気はないんだよな」とつい赦し愛さざるを得ないのは、ほかの誰でもない圭さんが演じるからこそだと思います。

本作は幕の内弁当のように要素が多くアップダウンが多いのが特徴ですが、シーン終わりの春田の表情で物語がリードされていることが非常に多いと、編集を見ると気付きます。

誰より脚本を読み込んで物語全体を繋げる役目も座長として担ってくださっているなと感服すると共に、現場で全てのキャラクターからあふれるお芝居の数々も全て掬い取って、周りのキャラごと魅力的に昇華するその姿に、日々感謝と尊敬を抱いています。

――田中さんが主演として引っ張っていらっしゃるんですね。

圭さんが座長として真ん中に立ってくださるからこそ、このチームはあると思います。
そもそも「秋斗」なんていう二役を頼めるのは、そして「それを物まねする春田」なんていう超絶技巧をオファーすることができるのは、日本でさんだけではないでしょうか(笑)。

最終話の脚本打ち合わせをしている時に「はるたんと、座長に感謝する最終回にしたい」という話になって。いつもはるたんと圭さんは、みんなのために走って叫んで泣いてばかりだねと。そんな彼に私たち“チーム”という≪家族≫ができることはなんだろう、と考えた結果生まれたのが、最終回になります。圭さんにその思いが届いているかは、分かりませんが(笑)。届いていたらいいなと願います。

今作のテーマは「家族」です。でも今の時代、家族の定義ってなんだろう。法律、血の繋がり、共に暮らしているかどうか…さまざまな価値観が存在すると思いますが、少なくとも私にとってこのチームは、まさに「家族」だなと思っていて。唯一無二の帰る場所、そんなみんなへの愛を込めた物語になればと思いながら、日々作っています。

ぜひ、アラフォーはるたんが立ち向かう「家族愛」の物語を、最後まで楽しんでいただけたら幸いです。

引用元リンク・ザテレビジョン


堤幸彦監督

『死神さん』の田中圭は14年前のオーディションの続き !?

ドラマ『死神さん』の田中圭は14年前のオーディションの続き !? 堤幸彦監督が語る前田敦子ら俳優たちに寄せる信頼と配信ドラマの可能性

誰も見たことがない田中圭を作りたい

――堤監督と田中圭さんが組まれるのは久々ですね。

14年前に『包帯クラブ』という映画を一緒にやらせてもらったんですが、それ以降はほとんど接点がなかった。今の彼は本当にいろいろなタイプの作品に出ていますが、14年前に見た田中圭の純粋さと、ある意味機械のように正確な演技は今も変わっていないなと思いました。

――14年前の田中さんの印象はどのようなものでしたか?

『包帯クラブ』では、女優さんを何人か決めるオーディションがあったんですが、圭くんに相手役をやってくれと言ったことがありました。最初は普通の役回りをやってもらったんだけど、オーディションは1日中やっているので、僕がだんだん飽きてきて(笑)。圭くんに次はちょっと渡部篤郎さんでやってみてとか、むちゃぶりを毎回その場でしたんです。彼は「へっ!?」って言いながらも瞬間的に、渡部さんのモノマネをやってくれた。それが本当に器用で面白くて。その印象がむちゃくちゃ強かったので、今回の『死神さん』でも、しゃべり方であるとか、瞬きもほとんどしないとか、他人の顔を見ないとか、そういうちょっと定石をはずした変人キャラみたいなものをリクエストしたんですが、それは僕の中では14年前のオーディションの続きなんですよね。とにかく誰も見たことのない田中圭を作りたいなというのは、原作や脚本を読みながら思っていたことですね。

――最近の田中さんしか知らない人だと、堤監督はなんてことをしてくれたんだと驚くような強烈なキャタクターですね。

そうかもしれない(笑)。でも、僕の中では10数年かけて彼に抱いてきたイメージを、ごく自然に投影したら、ああなったんですよ。

――田中さんが演じた儀藤堅忍のようなクセの強いキャラクターは、どの段階で作り込まれるんですか?

メインになるのは衣装合わせですね。帽子をかぶらせたいと思ったんだけど、帽子だけだと寂しい。帽子から毛がいっぱい出てる方が良い。じゃあズラだっていうことで、圭くんにカツラをかぶってもらって。それから顔の真ん中にでっかいホクロが欲しいねとか、入れ歯を入れようかとか、いろんなことを衣装合わせでやるんです。やり過ぎにならないようにしつつ、刑事コロンボみたいな同じコートを毎回着て、猫背にしようというのはその時にできましたね。あと「逃げ得は許しません」という決めポーズも、そのときに。いや、決めポーズはそのちょっと前かな。

――ということは、堤作品では衣装合わせによって作品の大きな方向性が決まるということですか?

衣装合わせはすごく大きいです。それはもう過去の『TRICK』から『SPEC』から、全部衣装合わせで出来ていますね。『死神さん』で圭くんが帽子を脱がないのも衣装合わせで決めました。あれは脱いじゃだめなんです。そこに最大の秘密がある(笑)。

――田中さんのセリフはかなり多いですが、現場でアドリブを加えることはあるんですか?

彼の場合はセリフを正確無比に憶えてきます。だからというわけではありませんが、アドリブは今回はそんなになかったですね。というのは、撮影している段階と配信時期にだいぶ間が空くので。これがウィークリーのテレビドラマだったら、例えば裏番組で来週何をやっているかも分かる。「何度目だナウシカ」ってアドリブを入れることも出来る(笑)。配信や映画もそうですが、撮ってから1年ぐらい寝かすものに関しては、ヴィヴィッドな小ネタはあまり使わないですね。

引用元リンク・OTOCOTO

天才的に僕のリクエストに応えるのがうまい

田中について、「天才的に僕のリクエストに応えるのがうまい」と切り出した。

かつて初めてタッグを組んだ映画で、女性キャストのオーディションする際、その相手役を田中自らがやったことがあるそうで、「最初の10人くらいは彼の設定したキャラクターでやってもらったんだけど、だんだん僕が飽きてきちゃって、『かすれ声で渡部篤郎さんみたいにやってみて』って言うと、やってくれるんですよ。そこから毎回毎回、彼にどんな役をリクエストするかのほうが面白くなっちゃって(笑)、田中圭ってすごいなと思ったんです」と振り返った。
その上で、「今回の役柄を考えるのは楽しかったし、鼻にホクロを付けて、カツラ付けて、帽子かぶってっていうのを思いついたときは、あのときのオーディションは全く無駄じゃなかったなと思いました」と、時を経て生かされたそうだ。

引用元リンク・マイナビニュース

御法川修監督

カメラが回り出すと、彼は駄々っ子みたいに泣き崩れ、頭を壁に打ちつけてみせました

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あの涙を撮影した日のことは、よく憶えています。
僕が田中圭さんに伝えたのは、村山由佳さんの原作にある一節を耳もとで囁いただけ。「自分が自分でなくなるくらいに壊してくれ!って想いを彼女にぶつけてほしい」
カメラが回り出すと、彼は駄々っ子みたいに泣き崩れ、頭を壁に打ちつけてみせました。

御法川修監督公式Twitter

🎬『ダブル・ファンタジー』
初回放送から2年が経つというのに、息長く愛される作品になりました。
岩井先輩の魅力は美しさだけじゃなくて、《大きな矛盾を抱え込んでいるのが人間だ》と気づかせてくれる田中圭さんの演技力にあると思います。

御法川修監督Twitter

田中圭さん演じる岩井のイメージは、くせ毛の英国貴公子。憎らしいほどに優しい男を具現化してくれました。『おっさんずラブ』を観ても感じましたが、自分の演じる役柄だけでなく、作品全体の熱量を上げることに献身する「表現者」の領域に踏み込んでいる役者です。僕も好き。

引用元リンク・御法川監督公式Twitter

視線や息づかい、しぐさ、どこにキスするかまで、演じる水川あさみさんと田中圭さんの表現はデリケートです。恋情や嫉妬や性欲に呑まれ、我を忘れてしまうのは誰だって怖い。かりそめのドラマの中で、とりかえしのつかない刹那の感覚に溺れてください。

引用元リンク・御法川監督公式Twitter

原作で《キリンのような眼差し》と描写される岩井を演じた田中圭さん。彼を間近に眺める度、男の僕も唇のラインに色気を感じて胸騒ぎ(笑)。撮影中は作品全体を高めようと励む真摯な俳優でした。

引用元リンク・WOWOW公式Twitter



中田秀夫監督

田中さんは、ハリウッドの名優たちで言えば、ダスティン・ホフマン的

役者としてはもちろんですが、田中さんは、人としても大変魅力的な方でした。常に自然体で、肩の力が抜けていて、偉ぶることがない。しかも紳士っぽさがあり

「田中圭さんの演技スタイルは、私にとっても新鮮な驚きでした」

こう語るのは、映画「スマホを落としただけなのに」で、初めて田中さんと仕事をしたという中田秀夫監督。非常に楽しい経験で、「またぜひ、ご一緒させていただきたい」という中田監督に、田中さんとの撮影中のエピソードや、その魅力を明かしてもらった。


*  *  *
もともと、芝居の勘所を捉えるのがものすごく上手い方だと思っていましたが、一緒に仕事をさせてもらって、想像通り「打てば響く」俳優さんだと思いました。

映画の冒頭に、北川景子さん演じる彼女にプロポーズをしようと思っている田中さんが、タクシーの中からメッセージを送ろうとして、どういう文面にしようかと迷う場面があるのですが、その独り言を、「わけわかんなくなってきたな、わけわかんないぞ」とアドリブで繰り返し言われたのがとても自然で、なるほどと感心させられました。

また、怒らせてしまった彼女と自室で仲直りをする場面で、キスをするなら唇でなくおでこに、キスしないなら彼女を抱きしめながらベッドに倒れこむのはどうか、と提案してもらいました。後者を採用させてもらいましたが、よく考えてきてくれてるなあと思いましたね。

 彼の最大の魅力は、地に足が着いた等身大の男性、隣に住んでいるフツーの男を演じられること。このフツーであること、というのが、俳優さんにとって実は最も難易度が高いことだと思うんです。田中さんはおそらく、大変理知的に、演じる役を理解しながらも、実際の表現としてはごく自然な表情、台詞の言い回しを身につけてらっしゃるのではないでしょうか。

田中さんは、ハリウッドの名優たちで言えば、ダスティン・ホフマン的。いつか、ホフマンがメリル・ストリープと演じた「クレイマーVSクレイマー」のような、ど正面の「家族ドラマ」の主役を、名女優とがっぷり四つに組んで演じていただきたいなと思いますね。

 役者としてはもちろんですが、田中さんは、人としても大変魅力的な方でした。常に自然体で、肩の力が抜けていて、偉ぶることがない。しかも紳士っぽさがあり、女性も自然にエスコートできるんです。完成披露試写の会場で、階段を降りる北川さんに自然に手を差し伸べているのを見て、「モテる男」だなと。自分もああなりたいな~と思っています(笑)。

引用元リンクAERAドット


けもなれ 演出家 水田伸生さん

彼はとってもクレバーなので、大工が設計図を見ただけで立体の建築物が目に浮かぶように

 「人とちゃんと向き合うことを知っている」。現在日本テレビ系で放送中のドラマ「獣になれない私たち」の演出を担当する水田伸生さんは、田中圭さんについてそう語った。芝居にも表れる、ナチュラルな彼自身の魅力とは? 誌面(週刊朝日11月2日号)には載せきれなかったインタビューを完全収録。

 昨年12月、脚本家の野木亜紀子さんと、松本京子プロデューサーとキャスティングの打ち合わせをしたんですが、物語の構想はその段階で決まっていたので、人間のコミカルな部分というか、おかしみが出るといいなという観点で、圭くんがいいなと思ったんです。
 その期待に、彼はしっかりと応えてくれた。いえ、想像を超えてくれました。

 たとえば第1話で、恋人役の新垣結衣さんと、田中美佐子さん演じる母親と、3人でレストランで食事をするシーン。シリアスな会話の直後、恋人と「仲良くなれそう」と言う母親に、パンを齧ったまま「ほんと?」と返すあの間は、明らかにコメディの間です。

 彼はとってもクレバーなので、大工が設計図を見ただけで立体の建築物が目に浮かぶように、シナリオを読んだ段階で仕上がりが見えるのでしょう。どれだけ深刻なシーンでも、こうすればくすっと笑えるということが一読でわかる、すぐれた俳優だと思います。

引用元リンク・AERAドット

mellow 今泉力哉監督

格好良く映りたいとかの欲がなく、どうやって自分がいたら良いのか、常に作品のことを1番に考えてくれる本当に素晴らしい方

田中さんについて今泉監督は、「田中さんは、格好良く映りたいとかの欲がなく、どうやって自分がいたら良いのか、常に作品のことを1番に考えてくれる本当に素晴らしい方です。作品のことをちゃんと理解していてくれているので、田中さんは夏目をただの良い人にするのではなく、人間っぽさを持たせてくれました」と絶賛している。

『mellow』 (C) 2020「mellow」製作委員会
そんな田中さんが生み出す人思いで繊細なキャラクターに、今泉監督だからこそ生み出すことのできた各キャラクターの不器用さや、クスッと笑えるセリフのやりとりが合わさり、リアルに胸に響くストーリーが展開されている本作。田中圭史上、“一番優しい田中圭”と言われている夏目は、自身は無自覚ながらも周囲の人の気持ちととらえ、監督に「アイデア段階ではこんなにモテる予定じゃなかったんだけどなあ、夏目誠一」と言わせるほどの魅力を発揮している。

引用元リンク・シネマカフェ


その他の残しておきたい記事

伝説級永久保存版

心の深掘り編

プライベートトーク編

褒められている嬉しい記事

周りの方の声

消えがちYahooニュース

田中圭さんの残して置きたい記事、テーマ別まとめ

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