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辛い恋愛から卒業するには(その②)そろそろ心の自動制御を解除してみよう

恋愛でつらい経験をしてしまう根本には、必ずと言ってよいほど過去のつらい思い出があるのではないでしょうか。

いま、「辛い・寂しい・悲しい・苦しい。。。」そう思われている方は、その思いに耳を傾けて、「むかーし、昔」同じような思いをしたことがなかったか、思い出してみてください。

初恋でも良いし、幼少期の記憶でもよいです。

ちょっと遡って、自分史探索をしてみてください。

たとえば私の場合は幼少期、お昼寝をしていたら家にだけもいなくて、泣きながら親を探したという記憶があります(笑)

特に幼少期は、、両親またはお世話をしてくれる大人の存在は不可欠ですから、私たちの脳はそういった人たちにできるだけ見捨てられる事がないよう、いつでも危険を察知し、泣いたり、助けを求めたり、そんな対応ができるように作られているのです。

その自動制御スイッチは、お世話をしてくれる大人の人から、「大丈夫だよ、もう危険はないよ。」と言われることで、オフに切り替わります。

しかし、つらい恋愛をしてしまう方の多くが、その「切り替え」の仕方をうまく学べなかったという過去を持っています。

切り替えの仕方を学ばないと、どうしても、オン・オフのスイッチを握っているのが相手(大人)だと誤認してしまいます。

そして、そのまま大人としての恋愛を始めてしまうと、なかなかうまく感情のコントロールができず、相手に怒りをぶつけたり、泣いたりといったことを繰り返してしまいます。

相手が大人で、自分が子供であれば、それでも良いでしょうが、2人とも大人となると一方的に感情をぶつけてしまっては、相手も疲れてしまうのではないでしょうか。

一方で、自分も大人になったということは、見方を変えれば、「大丈夫だよ、危険はないよ」と子供をなだめられるだけの力が備わっているという事でもあります。

そう、もう心の自動制御スイッチをオフにする力があなたには備わっているのです。

ただ、制御する力は備わっていても、やはり使ったことのないスキルは磨いていかないとなかなか上手く使えるようにはなりません。(この辺は一言でいえば努力のみといったところですが、努力はすればするほど確実に制御する力はつきます)。

今日はまず、心が危険を察知したら、「大丈夫、あなたは愛される存在だよ。」そう自分に言い聞かせるとこから始めてみてください。


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