![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102485058/rectangle_large_type_2_6130182b81e1054a5a07377fcd0d130c.jpeg?width=800)
表現者になるには記 熱血絵描き刑事編2
ロンドンのウォータールーという駅近くにあるアーチビショップス公園、
そこにあった『庵』とも云えるこのたたずまい。
なんでイギリスまで行ってわびさびこいててしょぼいんでしょうー?
ここからさまざまな創作がはじまりました。
前回とだいぶ語調が変わっておりますが気にしないでください。
熱血の部分が醒めて、かなり冷静になってきたのです笑
まず話をロンドン上京時に戻しましょう。上京って言い方、変かな?
ですが、それくらいおのぼり気分ではありました。
「はあーこげなロンドンでやっていけっぺかなあー!」
芸術のまあまあな都、ロンドンに降り立った、
「表現の田舎っぺ大将」ラショウであったのです。
(風ロンドン滞在もん。わっかるかなあー?)
ちなみにロンドンでは誰もマスクをしておりません。
コロナとしてはこの頃は凶悪なクラーケン種が「悪いこはいねがー!?」とイギリスには出回ってるはずなんですが、これは持論としてですが、
【イギリスの人は調子悪い時、外に出ずちゃんと休む】んじゃないかと。
【かかったことなどが仲間はずれの対象になるため、
調子悪くても外に出て来て電車に乗ったりもしちゃう】ような日本人は
まだまだマスクをした方がいいと私は思ってます。(あくまで持論ですよ)
最初に地に足を付けたところが、目の前にあのビッグベンがある駅、
ウェストミンスターであったのですが早速、
とてもなれなれしい感じでかけてくる声がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1681328946813-4MzlTKx6Sf.jpg)
「やあー(すごく気さく)!カナダで医者をしたこともある私だが、日本に居たこともある、お前は日本人だろう?日本札が懐かしくて直に見たいので今、出して見せてくれないか?」
ここではわかりやすく、すごく怪しく書いてますが、
以上のことを全然怪しくなく言ってくるのです。
でも結局さすがに怪しいとわかります。
そして故郷のカナダ20ドル紙幣を出して見せてくれました。
私もお金を出しやすくするようにです。
そもそも私は道を聞かれやすいタイプNo.1ですし、
同時にいろいろなサギ手口が声をかけてくる率も
限りなく高いことも自覚している優しい顔つきNo.1なのです。
それで日本人風というならなおさらー。ここはサギ師じゃなくても
何かお金をたかっておくべきでしょう笑
「持ち金はもう全部ポンドに換金しちゃってるんだよー、バイバイ!」
一応ヘタクソな言い訳ですがことわれました。
この、バイバイを早めに言っちゃうことが
言い寄り系サギを乗り切るのに有効なのは
多くの経験でわかっております。
(それほど今まで数多く言い寄られたことがあるのです笑)
ていうかあのカナダ20ドルはカナダ人から取ったもの、
きっと前被害者のものに違いありません。カナダ人被害者よ合掌〜
どうやって取るかの、せしめる迄のシステムには
すごく興味があったのですが、
そんな体験記を書きたいわけではないので笑
ここは足早に去ることにします。
ここからウェストミンスター橋を渡って
予約しているゲストハウスに向かうわけですが、
ウェストミンスター橋を渡るまでに、
花を渡してきて(それを持ったらおしまい?)売りつける系
入れ替えカップ3つの中のお札入ってるカップを当てたら倍もらえるよ系(こっちは2軒やってた)
これらの方々、ことごとくラショウに声をかけてきます。
言い寄られNo.1のラショウの面目躍如です!
嬉しがってる場合ではありません。これではゲストハウスに着くまでに
何かしらに引っかかって一文無しになってしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1681389157464-cuhp8MHQQh.jpg)
旅行者カートを引いてるのが格好のターゲットなんでしょうねー。
それでもどうにか橋を渡り切ると、駆け込み寺にすがるように
大きな公園に逃げ込みました。
それがアーチビショップス公園だったのです。
やっと話が公園まで来たよ笑
今のところ、
「観光地のサギに引っかからないよう気をつけようの回」
になってるよね笑
ねえねえ、でもさー、
先にゲストハウスの苦労話書きたいんだけど
3に行っていいかなー?なんか長丁場になってきたよー。
早く表現者になりたいっ!
イタチョコラショウ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?