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またまたライダーの話をする

いい加減にしろよってね。私も思ってる大丈夫。
でも今日ばかりは仮面ライダーの話をする事を許してほしい。まじで最近ライダーの事しか書いてなくてあれですが。
丁度時間が合ったので平成ジェネレーションズForever見てきたのです。

ネタバレをいたします。
改行しますが、もうこの溢れるパッション持て余してるから書かせてください。











ネタバレです。














あのほんと、途中からラストシーンまでっていうか寧ろエンドロールまで泣きっぱなしってどういう事なのか自分でもよくわかんない。情緒が早々にどっかいった。
年末だったこともあって結構空いていて、私のように一人で見に来ていた女性もいらして、同じように上映終了後惚けたように座り込んでる方がいてマジで共感半端なかったです。わかる、わかるよ。

あのね、エモいの。とにかくエモかった。2018年残すところあと二日にして一番泣いた映画になりました。何で…他にも見たじゃん…
私のようにダブルと電王しかよく知らない、ジオウも一応見てるけど…っていう(不届きな)人間でこれだけの衝撃、平成ライダーを最初から愛してきた人々にとってこの映画はどれだけの影響を与えたのか考えるだけでまた泣けてくる。
ごめんなさい、菅田くんと桐山くん出て来た日には号泣どこの話じゃない。嗚咽漏らしてわんわん泣くわ。無理。立ち上がれる気がしない。
話を逐一追うことはしないというか正直私もボロ泣きでそれどころじゃなかったのであれなんですが、凄くメタな物語でした。

仮面ライダーは、実在しているのか

っていうのが主題。もうパッションで綴ってるので間違ってたらごめんなさい。
平成ライダー達のグッズがずらりと並ぶ部屋を平成ライダー達が訪れ、自分達の存在が虚構か否かを考える。そんなことやっちゃっていいのかな?
対する答えは、誰か一人の記憶に残っていさえすれば、存在しうる、ということ。
イマジン達は良太郎が忘れない限り消えない。電王らしい物語です。

そしてそれは、幼少期の頃仮面ライダーは実在すると思っていたかつての子供達である私たち、そして今まさにどこかにいる仮面ライダーと共に生きている子供達の姿に重なりました。
私に至ってはダブルをきちんと見たのが数年前なので微妙なところですが、それでも見ていた当時のわくわくや感動や仮面ライダーから受けた影響を覚えています。私も覚えてるんです、と言うことは仮面ライダーダブルは実在することになるのではないか。
紛れもなく、平成の世を生きた、かつて子供だった大人達と、これから新しい元号の下大人になる子供達へ向けた映画でした。それを平成最後の年にやるっていうこのエモさ。

まあもう、風都ラーメン?ふーめん?出て来た瞬間に口を覆ってヒッて言いました。翔ちゃんがって台詞にまたヒッてなりました。
アナザーダブル出て来てああああやめてって呟きました。ウォズが地球の本棚に入ったの見て泣きました。音楽も演出も変わらないの。もしかしたらあのシーンにフィリップが出てくれたらなあと作り手さんは思っていたのかもしれません。

デンライナー出て来た時も、効果音も音楽も台詞も一緒でハラハラしたし、なんか色々すっ飛ばしますが野上良太郎、10年後の野上良太郎が、ね、ほんと、あの、駄目だ書いてて泣けて来た。

当たり前なんですが佐藤健が遥かに大人になっていて、良太郎もきちんと成長してるのがグッと来たし、そこに変わらずモモウラキンリュウの四人がいるのが余りにも嬉しくて。声も、少しやっぱり歳月は経ってるなって感じたんですがでも変わらないのがまたどうしても嬉しくて感動して。

U良太郎なら今の自分でも演じられると佐藤健が受けてくれたと記事で読みましたが、本当に電王への愛を感じるし、あのU良太郎素晴らしかったのでエンドレスで見ていたい。
声を当てる遊佐さんも今の佐藤健に合わせた声にしたというその演技プラン、エモいと言わずして何という…しかもね、電王の時は完全に声を差し替えてたのが今回は初めてきちんとU良太郎の、佐藤健そのままの声が聞こえる演出。画面が滲んで見えない。

私今朝ご飯食べながら電王二十八話見てたんです。記憶とイマジン達の話で、モモタロス以外のイマジンが消えるストーリーにやだ泣かせないでよって朝からポロポロしてたら見事にフラグになってしまいました。

オーナーも変わらない華麗なステッキ捌き。良太郎は誰のことも忘れていなかったんですね、そしてイマジン達も誰一人として良太郎を忘れてなかった。みんな良かったね。本当に良かった。ならば電王は存在する。仮面ライダーは実在するんだ、って。
大人も子供も、仮面ライダーを呼ぶんですよ。助けて!って。そうしたら助けに来てくれるんです。願えばいつでも。エモーショナルさにやられて文章がもう支離滅裂。

急に話変わりますが電王のBlu-rayボックスの特典すごくないですかスーツアクターさん達の座談会と声優さん四人の座談会って。あと十周年記念のトークショーの映像。中村優一さんと佐藤健が電話して泣いたって去年記事で読んでその当時でさえエモいな〜って思ってたけど今考えたら泣くわ当たり前だわって。ダブルの特典サイドストーリーみたいなやつなんだけど…いや電王欲しすぎる。このまま行くと買います。

すんごい無理矢理纏めますが映画で全ライダーが勢揃いしたシーンは豪華でしたね。各ライダーの声が聞こえるの堪らなかったです。お前の罪を数えろ!って。
エンドロールは浅倉大介がリミックスした平成ライダー二十作品の主題歌達。そこに合わせて一作目からの記憶が流れる。佐藤健の名前に泣く。ダブルの写真は変身シーンでした。正面を向いた変身シーンから、翔太郎とフィリップが向き合うシーンに変わりました。そこで更に泣く。劇場の灯りがついた時涙が引っ込んでたの奇跡としか言いようがないです。見に行って良かった。多分もっかい見に行きます。
今日下ろしたアイライナーが滲みにも劇強なやつで、あれだけ泣いたにもかかわらずパンダ目にならなかったことに救われました。図らずもアイライナーの性能テストしちゃったわ。さすが口コミで上位だっただけあるね。ポケットティッシュが空になりかけたんで次見にいく時はタオル持ってかなきゃ。
当たり前ですがビルドの登場人物がたくさん出て来て、あれこの人見たことあるって考えたらハイローのdoubtにいた平井さんでした。改心しちゃって。決めたわもうビルド見ます。面白そうだもん。

今までもこれからも、仮面ライダーは大人から子供まで全ての人に夢と希望と、あと愛と勇気を与えるのだなと思わせてくれた映画でした。主人公たちもゲストの兄弟も悪役も新しいイマジンも最高だったので、少しでもライダーに触れたことのある人は是非見に行って欲しいです。
私も明日からギリギリの大掃除頑張るよ、ダブルと電王のために。