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タイムマシーンがあったら「しじみの味噌汁は飲まなくていいんだよ」と言いたい

こんにちは!お千代です。

先日、職場で上司から
「魚介類嫌いってことは、アサリの味噌汁も嫌いなの?」
と聞かれて
うんうん
と縦に首を振ることができたことに気づいて、

わたしって成長したなあ
と思いました。

というのも、
3年前に大学院生だったころ
インスタントのしじみの味噌汁を毎日飲んでいたんですね。

魚介類、嫌いなのに。

なんでそんなことをしていたかっていうと

パッケージを見てもらうとわかるのですが
どうやらオルニチンというものが入っていて
それが健康によさそうな感じがするじゃないですか。

当時、お菓子をもらったときと卓球で遊ぶとき以外は
元気がなかったもんですから、
「これを飲めば、元気になれる!」
と信じて毎日お弁当に持って行っていたのです。

朝から研究をして、
12時ごろになったら
「はあ、今日もしじみの味噌汁か、、、、」
と思いながら、
なんとか口に流し込んで
最後に残ってしまった小さなニチニチした物体を奥歯で噛んで
ギリギリ飲み込める大きさにしてお腹に収めたら
また研究に戻る。

家に帰って、寝て、起きて
研究して
しじみをお腹に入れて
また研究して帰る。

それを繰り返していたこと思い出しただけで
心がズーンと重くなります。

今になってみれば、
嫌いな食べ物を毎日食べるって
めちゃくちゃ健康に悪いじゃん!!!
と思います。

いやでも、当時は大真面目に「しじみを食べたら元気になる」と思っていたのです。

そして、それはしじみだけの話じゃなくって
もっと大きな悪を呼んでいました。

就活をするときに及んでも、
お菓子をもらったときしか元気じゃない生き物をやっていたので
どうすれば自分が元気になれるかをすごくよく考えました。

そして、大学の就職支援のお部屋で、「家から近い職場ほど幸福度が高いと科学的に証明されている」って書いてある本を見つけて借りてきて
電車の中でむさぼり読んで
「じゃあ、家から近い職場にしよう」
と自信を持ってエントリーしたのです。

ところが、内定をもらったその日
うれし涙以外の涙だけが出てきました。

それでも、「家から近い職場なら元気になれる」と信じて、
就職しました。

毎日、わたしなりに頑張ったつもりでしたが

案の定、
電話対応も、接客も
体育会系のノリも
うまくできなくて

9ヶ月で
余計に元気をなくして辞めることになりました。

だから、タイムマシーンに乗って3年前の自分に会いに行けるなら
「しじみの味噌汁、飲まなくていいよ」
と言いたいです。

でも、タイムマシーンなんてないし、
「嫌い」という気持ちを大事にしていいってことを
身をもって学べたのは
わたしにとって財産だと思ってます。

というのも、片づけレッスンでは、
持ってるモノを全部出して
「ときめくモノを選ぶ」ことを徹底的にやってもらうのですが
その途中で、「嫌い」なものも出てきます。

「リングノートのリングって手に当たると痛い」とか言いながら
新しいリングノート3冊も持ってる人とか普通にいます。

そんなときに
質問をして深掘りしていくのですが、

それで、「嫌い」の気持ちに素直になって
「今までありがとう」と言いながら手放す姿を見たとき

よっしゃー!!!!!!!!💪

と思えるので。

そして、身の回りのモノから「嫌い」をなくして
「ときめき」で固めていって
そしたらその人、
ときめく仕事やぴったりのパートナーに出会えるんじゃないかな

とか妄想しつつ、今日も片づけレッスンをやってきました。

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