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アンパンマンについて思うこと

たくさんの人、サイトによって語り尽くされているので考察のようなことはしないが、アンパンマンという作品が好きだ。

昨年娘が生まれたことで必然的に観る機会が増えたこと、パンサーの向井氏がラジオで熱く語っていたことも手伝って、ドハマりしてしまった。
月並みな表現で心苦しいが、深い。
そして無数のツッコミどころがあるのも愛おしい。

一番好きなキャラクターはロールパンナ。
メロンパンナちゃんの「私お姉ちゃんが欲しい!」というリクエストに応えてジャムおじさんが生み出した戦士だ。
順番的に妹じゃないか、という指摘はアンパンマンワールドにおいて野暮というもの。
せっかくメロンパンナちゃんの姉として生まれたのに、生まれる過程でばいきんまん(バイキンマンではない。正式にはひらがな表記。)がバイキン草を混入させた結果、正義と悪の2つの心を持ってしまった彼女。
時にはアンパンマンを攻撃してしまうこともあり、こんな状態で大好きな妹と一緒に暮らすことは出来ないと、ひっそりと「くらやみ谷」で過ごしている。
そんな辛い生い立ちの彼女が画面の中で笑っているシーンを見るだけで、涙が出そうになって来る。

…というような複雑な設定、アンパンマン現役世代の子供たちに理解出来るのだろうか、とも思うが、一緒に観ている大人の中に熱中する人が出て来る理由のひとつが、こういった部分なのではないだろうか。

ちなみに、メロンパンナちゃんには「ちゃん」が付くが、ロールパンナには「ちゃん」が付かない。
理由は不明。
また、ドキンちゃんとロールパンナの声は声優の冨永 みーなさん。同じ方が演じているとは思えない程、見事に演じ分けている。
磯野カツオまで同じ方だと言うから更に驚きだ。

だんだん収拾がつかなくなってきたので、今回はこの辺で。
思いが募ってきたらまた書こうと思う。

2022/1/15追記
アンパンマンへの思いが募ってきたので改めて投稿。
宜しければ是非。


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