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習慣と個人の感想について思うこと

意識的、無意識的に関わらず、人には習慣というものがある。

こんな書き出しをしながら自分の生活をかえりみても、パッと思いつくだけで数えきれないほどの習慣を思いつく。

ちなみにこの文脈で「ルーティーン/ルーティン」という単語を使用することがあまり好きではないので、あくまで『習慣』とする。
ちなみに「ルーティーン」を「ルーチン」と発音する人とは仲良くなれなそうな気がしている(あくまで個人の感想)。


例えば朝食のあと、歯を磨く。

出掛ける時は左足から靴を履く。
ゲンかついでいるわけで何でもなく、理由は特に無い。

地下鉄に乗ったら前日の深夜に放送されていたラジオをアプリで聴きつつニュースやnoteをチェックする。

職場に到着するとコーヒーを淹れ、マグカップを持って喫煙所に移動。
コーヒーを飲みつつ一服する。

デスクに戻ったらPCを立ち上げ、まずはメールをチェックする。

車に乗って外回りに出る前にペットボトルのコーヒーを自販機で買い、それを飲みつつラジオの続きを流しながら目的地に向かう。

仕事を終え帰宅したら丁度風呂から上がってきた娘に保湿クリームを塗り、髪を乾かし寝かしつけを行なう。

自分も入浴するために浴室へ向かう。
シャンプーで髪を洗いトリートメントを済ませ少し放置している間に体を洗う。
強いこだわりがあるわけではないが、もう何十年もこの順番だ。

風呂から上がったらビールを飲みつつ食事を摂り、その間に翌日の献立を考える。

翌日の夕食を作り粗熱を取って冷蔵庫に入れたら集積所にゴミを移動し、ついでに娘の保育園の荷物を車に積んでおく。

なんとなくコーヒーを飲み、就寝。
飲むと眠れなくなる、という体質ではないし、むしろそんな方が羨ましい。


かなり端折った抜粋だが、以上のことは一日の流れの中で確実に実行される。


もう何年も偏頭痛に悩まされている。
そうは言っても(あくまで感覚的な)気圧の具合や自分の体調から「今日このあと頭痛が来るな」という予測も立つし、「今だ」というタイミングで頭痛薬を飲むことで一日中苦しむこともない。
頭痛と「上手く付き合っている」状態だ。
無論、こちらから「付き合ってください」と告白した覚えもないので向こうの片想いもいいところなのだが。

ところが、休日になるとそれが上手く行かなくなる。

気分屋のパートナーのように、頭痛が突然不可解な行動を取るようになる。
慌てて頭痛の機嫌を取るように薬を与えるのだが、なかなか受け入れてもらえない。

付き合いは順調だったはずなのに。
こっちは普段通り接していたのに。

「何故このタイミング?」という形で頭の痛みが訪れ、回避行動に遅れが出る。

週末を迎える度にこの倦怠期のような状況が訪れ、実際のパートナーであるところの妻が怪訝な表情を浮かべることがここ数年、多くなった。

「そんなに私といるのがストレスになるわけ?」

そんな言葉を掛けられることもしばしば。
頭が痛いタイミングでそういう不機嫌そうな雰囲気を出されること自体がストレスなので決して間違ってはいないし、とにかく一人の時間が好きな僕としては「あー、それはあるかも」と口をついて出そうになるのだが、口に恵方巻を詰め込んで何とかその言葉を食い止める。
もしかしたら休日の頭痛の種は本当にこのあたりなのかもしれない。

頭が痛む中、必死で脳の奥から引っ張り出してきた「ソンナコトナイヨー」を発声し、「まあいいけど」を妻から頂戴する。

だいたい頭痛の話題はこれで終わるのが常なのだが、その日は妻の機嫌が良かったのか、コーヒーを淹れてくれた。
自分がミルクティーを淹れるついで・・・だったようだ。
特に欲していたわけでもなかったが、とりあえず有難く頂くことにする。

コーヒーを飲んで少し経った頃に気付く。
何かがおかしい。

いや、おかしいと言っても決してネガティブな方向ではない。

さっきまであれほど痛んでいた頭が妙にスッキリしている。

僕「なんか頭痛治ったかも。」
妻「コーヒー飲んだからじゃない?」
僕「いやいや、コーヒー飲んだくらいでそんなわけ…」
妻「広がってた血管が縮まって一時的に良くなる、みたいな効果があるはず。」
僕「…!そういえばそんな話を聞いたことあるかも…!」


医療的要素のある話題を素人が持ち出して記事にすべきではないので詳しくは書かないが、そういうことだったようだ。

平日は起きている限り常にと言っていいほどコーヒーを飲んでいる。

決して良いことではなさそうなことは百も承知だが、無意識に近いレベルで習慣化している。

独身時代から結婚当初までは平日休日を問わず暇さえあればコーヒーを飲む生活を送っていたのだが、3年前を境にそれが一変していたことに、この日ようやく気付いた。

3年前、娘が産まれてからというもの、休日にコーヒーを淹れて飲む回数が激減していたのだ。
朝から晩まで子どもの世話や家事をすることに夢中で、喉が渇けばペットボトルのミネラルウォーターを飲み、夜になれば酒を飲み、「コーヒーを飲むという習慣」が欠落していた。

「カフェイン中毒」という実在するのかしないのかよく分からなかった症状は、本当にあった模様あくまで個人の感想

検索してみれば、「コーヒー」のあとに「カフェイン中毒 離脱 頭痛」や「カフェイン断ち 頭痛」などの候補が山ほど出てくる。
ある程度の信憑性もあると思って良さそうだあくまで個人の感想

よく考えれば当たり前の話だが、体調にとっては平日も休日も関係ないらしく、実際(必ずしも体にとって良いとは言えないが)休日も意識的にコーヒーを飲むことで頭痛の頻度は確実に低くなっているあくまで個人の感想

悩みを解決する糸口は意外なところに転がっているかもしれない、というようなことを考えたゴールデンウィークの序盤。



※この記事に記載した内容は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。

また、コーヒーおよびカフェインには中毒性があるという報告もみられますが、必ずしもそれが頭痛の原因であると断定する性格の記事ではありません。

無論、コーヒーを浴びる程飲むことを推奨するつもりもありません。
だって中毒性があるって言われているのだから。
因果関係について医学的、科学的に言及する意図はなく、この記事が読者の偏頭痛の解決の一助となる可能性がないこともないと言う訳にはいかないものの何かしらが改善する可能性がゼロであるとも言い切れないため読者のQOLの向上に一役買うことも視野に入れつつ筆をとった次第ですが頭が痛いなら病院に行くことを強くお勧めします。
「それには諸説あって」「そうは言っても」的な『私その方面には詳しいです』感をまとった自分も素人のくせにネットで拾ってきた鬱陶しい貴重な御意見も謹んで遠慮申し上げることも書き添えつつ注意書きに替えさせて頂きます。

個人の感想です







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