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当たり前の贅沢な暮らし…

お風呂に浸かりながらふと思った。
この暮らしって、もの凄い贅沢なのではないかと…

私は世代別の平均年収にも届かない所謂「ワープア」に分類される零細企業に務める高卒の底辺サラリーマンである。
バカなので若くして子どもを授かってしまい、ご両親(特に妻方)のお世話になり、どうにか生きてきて、今は安い山の方の建て売りを購入し、そこで暮らしている。
SNS上で目立つ世間の意見では物価高等に悲鳴を上げ、自身の不幸を嘆く部類の人間だと思う。
しかし私は贅沢な暮らしをしていると思う。

  • 毎日温かいお風呂に入る

  • 毎日美味しいと思える食事を満腹になるまで食べる

  • スマホで無駄に時間を過ごす

これだけで、たったこれだけ、とても贅沢な暮らしをしていると思うのだ。
きっとほとんどの日本人が実現可能なことだと思う。

そもそも

全日本民主医療機関連合会は、全国の医療機関96施設で40歳以下の「2型糖尿病患者」の実態調査をした結果として、患者世帯の年収分布から年収200万円未満が57.4%を占めていると報告している。

日本の貧困層は飢えずに太る。糖尿病患者の半数以上が年収200万円未満の衝撃=鈴木傾城

この時点で気付くべきだと思う。
年収200万未満で糖尿病なんていう贅沢病になっているのだ。
『糖尿病は贅沢病ではない』
なんて言う人もいるが、私は贅沢病だと言うべきだと考える。
当たり前だから贅沢ではないっていうその考えが、日本人を不幸にしていると思うのだ。

当たり前過ぎて贅沢に感じられず幸せを感じられない。
そんな考え方は、本当に勿体ないと思う。
もちろん上の3点で幸せを感じるか微妙な方もいるだろう。
ただ贅沢な暮らしであることは間違いないはずだ。
であるなら、幸せだと考えた方が楽に生きれると私は思う。

〜 おわり 〜(あとはあとがき)

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