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夢を見つけたいなら… 【『聖域』コムドット やまと】

こんにちは、らるです。

皆さんは、コムドットという
YouTuberを知っていますでしょうか?

恥ずかしながら、
私は全く知りませんでした。

先日、SNSで某ブランドの広告に起用された…
という話題で初めて存在を知りました。

そんな話をコミュニティでしていたとき
勧められたのがこちらの本。

若いYouTuberが書いた本って
どんなものだろう…と
思いましたが

読んでみると、予想外に
とてもイイことを言っていました!

それもそのはずで
この、やまとさんは
かなりの読書家なんだそうです。

ありがたいことに日本でトップクラスに入るであろう多忙な毎日を送っているが、その隙間を縫って本を年間200冊読むほど「知りたがり」だ。

コムドット やまと. 聖域 (p.30). 株式会社KADOKAWA. Kindle 版.

やはり、本を読んで、実践もしている人は
言うこともしっかりしているなぁ…

しみじみ感じました。

今日は、本に書かれていた中から
「夢の見つけかた」について
紹介します。


「好きなことが見つからない」「夢の探し方がわからない」といった内容の相談は、今日も尽きない。本当にみんな、悩んでいるトピックなのだと思う。
 これに対する答えはシンプルだ。
 「外に出ろ」「自分を知れ」この二つである。究極、この二つだけを突き詰めるだけでいい。

コムドット やまと. 聖域 (p.39). 株式会社KADOKAWA. Kindle 版.

夢が見つからないなら
・外に出て様々なことを経験する
・自分を知る

これだけやればいい

というわけです。

これは非常にもっともな話で
要は「選択肢を知る」
「自分が何を選択したいかを知る」

というシンプルなことなんです。

やまとさん自身の経験も書かれています。

 僕はYouTubeに出会うまで、数多くの挑戦をしてきた。
 怪しい化粧品を友達に営業するバイトをして、ヤバさを感じて逃げてみたり、ブライダルのバイトをしてお色直しのシーンで号泣したり、学生団体に参加してボランティアをしてみたり、異文化交流サークルに入り留学生とお酒を飲んでみたり、ワシントンD.C.の政治研修プログラムに参加してみたり……とにかくいろんな経験をした末に、YouTubeに辿り着いた。

コムドット やまと. 聖域 (p.44). 株式会社KADOKAWA. Kindle 版.

読んでみると分かる通り

・怪しい化粧品の営業
・ブライダルのバイト
・学生団体のボランティア
・異文化交流サークル
・政治研修プログラム…と

分かりやすくYouTubeに繋がりそうな経験
…というわけではありません。

しかしながら、ご本人はこれらを
『寄り道ではなく、YouTubeに辿り着くまでの重要な経験だった』
と言われています。

どの経験が何に繋がるか…なんて
その時になってみないと
わからない
ものです。

以前に『計画された偶発性理論』でも
紹介した通り

外に飛び出していくことで

「偶然」を積極的につくりだしながら
それを楽しみ、ある程度は勇気をもって
リスクを受け容れた上で
キャリアを切り拓いていく

この話の好例だと言えるでしょう。


『自分を知れ』の方は
定番の自己対話の方法である「紙への殴り書き」
おススメされています。

「やまとは何をしてる時が幸せなの?」という質問だけを頼りに、自分の人生を振り返った。この質問に対する答えは、他人に聞いてもわからない。だから、自分自身で思い出すのだ。
 自分がいつ、どんな時に幸せを感じたのか。その答えを、人に話したり、打ち明ける必要はない。メモ帳を用意して質問を書き、それに対する答えをただ殴り書きしてみてほしい。メモ帳は誰にも見せなくていい。まさに聖域なのだ。自分の正直な気持ちをさらけ出せばいい。

ムドット やまと. 聖域 (p.54). 株式会社KADOKAWA. Kindle 版.

とても素直に、過去から言われている
自分と向き合う方法を実践されています。


方法自体は、様々な本で
言われていることで
目新しいことではありません。

ただ、それを愚直に実践し
行動につなげ、結果を出している
これは、中々できることではありません。

素直に凄いな、と思います。


若者らしい勢いのある言葉で
多くの本から得た知識と、
行動から得た経験とを
イキイキと語ってくれている本でした。

せっかくなので、コムドットの動画も
少し見てみたいと思いました。

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