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敏腕プロデューサーが語る「運の正体」【佐久間 宣行のずるい仕事術】

こんにちは。
全体的に見れば運のいい人生を
歩んできたと思っています。
らるです。

今日は「運」についての話です。

そもそも、「運」とはどういう意味なのか
というところから振り返ってみると

うん【運】
人の身の上にめぐりくる幸・不幸を支配する、人間の意志を超越したはたらき。天命。運命。「運が悪い」
よいめぐりあわせ。幸運。「運が向いてくる」「運がない」

精選版 日本国語大辞典

『人間の意思を超越したはたらき』

こちらの意味の方が
おそらく、直感的にしっくりくるのでは
ないでしょうか。

自分ではどうしようもないことだけど
物事の成否を左右してしまうような
何か…

「運が良ければいいのになぁ」と
皆思うことでしょう。

では、その「運」を高める方法は
あるのでしょうか?

カギは、辞典に書いてある
もう一つの意味

よいめぐりあわせ』

の方にあるようです。


敏腕プロデューサーの『運』論

人気番組である『ゴッドタン』『あちこちオードリー』などを手掛け
ラジオパーソナリティも務めるテレビプロデューサー
佐久間 宣行氏は、著書でこう言っています。

 僕は運とは、信用の積み重ねだと思っている。
「やりたい仕事に欠員が出て、アサインされた」
「SNSでつながった人が仕事を発注してくれた」
「ダメ元で依頼したら、色よい返事をくれた」
こうした仕事上のラッキーは、じつはただのラッキーじゃない。
「あいつなら」と思われていたり、思い出してもらえたり、ときには恩を感じてくれていたりするから、ラッキーが起こるのだ。
 だから「運」と「縁」は、とても近い。

佐久間 宣行. 佐久間宣行のずるい仕事術――僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた (p.173). ダイヤモンド社. Kindle 版.

『運とは信用の積み重ね』
『運と縁はとても近い。』

ここが、今回の話のポイントでしょう。

確かに、私自身の過去を
振り返ってみても

『運』が良かったと思えるようなことは
大抵「人との縁」が絡んでいました。

私の人生の中では
就活のタイミングが好例で

中小企業をいくら受けても
ほぼES落ちだった私が
たまたま、研究室の隣の席の先輩から
受けたひと言から、大企業に入れた
なんてことがありました。

では、運を良くするためには
とにかく人と繋がっておけばいいのか…というと
それだけではなく、もう一つポイントがあります。

それが、訪れた「運」を落とさないこと、です。

この運は、基本的には自分でコントロールすることができない。
ただし、不意に訪れる運を「落とさない」ようにすることならできる。
運は愛想と誠実さによって架けられた「信用」という名の橋を渡ってやってくる。
だから愛想の悪い人は信用を得られないし、運も来ない。

ちなみにここで言う愛想とは、ヘラヘラすることではない。いついかなるときも機嫌よくフラットでいようとする態度と、それを貫く意志のことだ。

佐久間 宣行. 佐久間宣行のずるい仕事術――僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた (p.174). ダイヤモンド社. Kindle 版.

いつも機嫌良く、フラットでいる

これが運を落とさないコツだと
言うわけです。

「運」を人が運んでくるのなら
人を遠ざけるような態度を
とっていては、取りこぼしてしまう…

というのはすんなり納得がいきますね。


人とのつながりを大切にしつつ
機嫌良くすごす

これが運を良くするコツです。

自分で運を遠ざけるようなことを
していないか…というのは
常に自問自答していきたいことですね。

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