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「座り続ける」と死亡率が上がってしまう!?

こんにちは、らるです。

今日は、「座っている」ことの
悪影響に関して
かなりびっくりする話があったので
紹介したいと思います。

データモデリングによると、死亡率は着席時間1時間ごとに2%上がり、1日に8時間以上座っていると、8%上昇する。座ってばかりでほとんど動かない生活を長く続けると、心臓病、高血圧、糖尿病、肥満、がんなど、ほぼすべての慢性疾患のリスクが高まる。つまり、ここでも用量効果が見られ、座って過ごせば過ごすほど健康状態が悪くなる。それはさまざまな研究で裏づけられた避けようのない事実だ。年齢も関係がなく、5~17歳の子供にも当てはまる。
(中略)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームは、45~75歳の35人を対象に、1週間の身体活動量と座っている時間を調べた。次に高解像度のMRI検査で、新しい記憶が形成される内側側頭葉(MTL)を調べた。すると、座りっぱなしの生活とMTLの減少に明らかな関連が見られた。それは中高年では認知低下や認知症の予兆だ。  さらに、たとえ身体活動量が多くても、長時間じっと座っていることによるMTLへの悪影響は消えないこともはっきりした。正直なところ、この研究では、座ってばかりで動かないと、MTLが減ると証明されたわけではない。それでも、座っている時間が長いほどMTLが減る傾向にあるという事実は、貴重な指標になる

ジェームズ・グッドウィン. 世界の最新メソッドを医学博士が一冊にまとめた 最強脳のつくり方大全 (文春e-book) (p.75). 文藝春秋. Kindle 版.

最近の研究によると、
着席時間が1時間ごとに死亡率は2%上がり
1日に8時間以上座っていると、
その上昇率は8%にもなるそうです。

要は、 座って過ごせば過ごすほど健康状態が悪くなる
という話です。

さらに、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームが行った研究の方もかなり衝撃的でした。
身体活動量が多い場合でも、
長時間座っていることによるMTLへの悪影響は
消えないという事実です。

つまり極端に言ってしまえば
長時間座り続けているなら、運動しても無駄
ということになります。

しかし、多くの職業は
長時間の座り作業を伴います。

それを踏まえると、私たちにできることは、
仕事中でも立って作業できるような環境を
整えること…かもしれません。

スタンディングデスクが、 その一例として挙げられます。

私の職場はたまたま、好きな場所で仕事ができて
スタンディングデスクを選ぶこともできるので
最近は健康を意識して、立って仕事をするように心がけています。

皆さんも、長く健康でいるために、
できるだけ立って過ごすように
工夫してみるのもいいかもしれません。

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