『群衆』にはこんな種類があるよ!
こんにちは、らるです。
長く続けてきた『群衆心理』の
説明も終盤に入ってきました。
今日からは第三篇『群衆の分類』についてです。
まず、群衆の分類を
図示します。
群衆には、
元々共通のバックグラウンドをもつ
『同質の群衆』と
それをもたない『異質の群衆』が
存在しています。
これからの説明では
より広い範囲で発生する
『異質の群衆』について
とりあげていきます。
・異質の群衆
職業、身分、知能の差異に関係なく
人が集まった時に発生します。
『群衆』の基本的な性質として
・『群衆』の時の心理と
『個人』の時の心理は異なる
・知能が役割を果たさないくなる
・無意識の感情で動く
といったものが挙がりますが
この時、これらの『群衆』の
性質は『種族性』に左右されます。
『種族性』とは『国民性』とも
言うことができます。
ル・ボンは
『群衆』を構成する民族によって
例えば、以下のような性質が
あると説明しています。
ラテン系:中央集権制を好む
アメリカ系:国家より自己の創意重視
フランス系:何より平等を好む
イギリス系:自由を重視
…
日本人の国民性について
少し調べてみると
大人しい、礼儀正しい、
温厚、自己表現が苦手
…と言った言葉がよく見られます。
ただ、これらは
『群衆』化した際に失われている
とも感じます。
『群衆』化に際しても
色濃く残る性質は
「周りに合わせがち」
…群衆を作りやすい
…少数派を嫌いがち
「神経質、細かい」
…小さな事に大きな反応をする
「自己表現が苦手」
…匿名で安全圏から攻撃する
と言ったあたりでしょうか。
『群衆心理』では、
日本人のことは扱われていないので
ここは、自分で調べる必要が
ありそうです。
…
最後までよんでいただき
ありがとうございました!
今日は図を作ってみましたが
実は、図中心の方が
わかりやすいということも
あるのでしょうか・・・?
記事の内容だけでなく
記事の作り方の要望も含めて
コメントは何でも
お待ちしております!
また明日も更新しますので
よろしくおねがいします!
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