生きがいと楽しさを両立する方法【経営者に贈る5つの質問】
楽しいだけじゃ物足りない
…と感じています、らるです。
今日も、ドラッカーの本のお話です。
「個人の生きがいと楽しさを両立するには」
というのが今日のテーマです。
生きがいの条件とは?
今日のテーマは「生きがい」と「楽しさ」な
わけですが
おそらく「楽しさ」の方は
どういうときに楽しいか、スグに
想像がつくかと思います。
ゲームをしているときとか
映画を見ているときとか
友達とおしゃべりをしているときとか…
きっと、いろいろ楽しい場面が
思い浮かんでくるでしょう。
やっていることそのものを
楽しめるとき、人は楽しいと感じます。
一方で「生きがい」の方はどうでしょう?
途中が楽しくなくとも
最終的に「生きがい」を感じたことがある
という人は多いのではないでしょうか?
辛いプロセスを経て
何かの仕事をやりとげた、とか
大変な練習を沢山して
大会で結果を残せた、とか…
要は、生きがいに対しては「結果」が
ポイントになってくる
ということです。
こんな話をすると
「生きがい」は特に要らない
「楽しさ」だけあればいい
という人も居るかもしれません。
ですが、満足した人生を送るには
両方が必要なんです。
楽しいだけ→空しくなる
生きがいだけ→殉教者の精神=楽しくない
どちらにせよ、「満足できない」人生を
送ることになります。
生きがいと満足の両立のためには?
4つの点を振り返ることが必要です。
1、自分のミッションを確立する
2、ミッションは自分にとって本当に大切なものにする
3、ミッション達成のプロセスが、心から楽しいものである必要がある
4、自分の時間を分析し、楽しさと生きがいを両立させるため…でない時間を最小にする
ここでも、結局
「5つの質問」の
最初にくる「ミッション」が大事になってきます。
じゃあ、ミッションってどんなものか?
というと…
・簡潔、明確に表せる
・何を、なぜ行うかを表す
(どうやって行うか、ではない)
・無限大に大きくとらえる
・直ちに行動に結びつく
・行動に駆り立てるものである
=「私は、これを成し遂げた人として
他の人に憶えてもらいたい」と
思えるものである必要がある
…なかなか、難しいですね。
これは、企業で言えば「企業理念」に当たるものです。
例えば、トヨタだと…
流石、日本一の企業だけあって
素晴らしいミッションですね!
ただ、先ほどの条件に照らすと
「なぜ」行うかの視点は
盛り込まれていないかもしれません
(「しあわせを量産したい!」と
思う人しか採用していない…というなら
「なぜ」は不要なのかもしれませんが)
自分自身のミッションを創るときには
「なぜ」の部分にも
しっかりフォーカスする必要があると思います。
私も、自分のミッションを改めて
作らないとなぁ…
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