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人を頼れない人は、儲からない

人に迷惑をかけないように…と
昔から教えられて育ってきました
らるです。

今日は、「人を頼ること」と「富」の話。

私も含めた、日本人の多くの人に
かかっている、ある種の呪いについて
改めてみていきましょう。


私たち日本人は「人に迷惑をかけない」ように教育されてきました。この教育によって、
■困ったことが起きても、できるだけ自分で解決すべき
■人が困っていても手を差し伸べるのはおせっかい
 などという考えが、刷り込まれました。しかしひとりでできることには限界があるため、この考えでは単純に物事は上手くいかず、成果は出にくいでしょう。

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ひとりでできることには限界がある
だから、
人を頼らない人は、成果が出にくい

言われてみると
めちゃくちゃ当たり前のことですよね。

…ですが「しっかり人を頼れていますか?」
言われたらどうでしょう?

私は、正直、あまりできていません。


人を頼る、ということは
迷惑をかける、
ということと
ほぼ一体だ
と言えます。

「いやいや、頼られるのは
 迷惑じゃないよー」…なんて
言ってくれる人が居たとしても
確実に、その人の時間を奪っていますので
大なり小なり、迷惑はかかっています。

ですから、
人を頼れる人=人に迷惑をかける人
だというわけですね。


もちろん、私たちの社会は
助け合って成り立つようになっていますので
必ず、他人を頼ることになります。


例えば、私たちはほとんどの場合
ゴミを適切に処理できませんが

収集場所までもっていけば
回収して、燃やすなり
リサイクルするなりしてくれます。

これも、ある種「頼っている」わけですが
すでに「ルールで決まっている」ものであれば
あまり迷惑…とか、意識せずとも
頼ることはできるわけです。


きっと、家族での役割分担なんかも
この「ルールで決まっている」ものに
なるでしょう。

長年続いている分担なら
普段、「頼っている」とか
「迷惑」だとか
意識しなくなっているはずです。


ポイントは、そうでない場合

例えば…

【取引先を怒らせてしまったことが原因で案件を失注したとき】
×「自分の提案が悪い」「自分の伝え方が悪い」とひたすら反省をして自己完結する
〇「どこが悪かったのか」「信頼を取り戻す方法はないか」、周囲に意見を求める

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このような、仕事の失敗で
自分だけで完結するよりも
周囲の人を頼った方がよりよい結果が
望めるケースがあります

自分の失敗を助けてもらうために
他の人に負荷をかけることになるので

「迷惑をかけるな」と教えられて育った人に
とっては、とても心理的ハードルが高い
でしょう。

ですが、こういう時に頼れるかどうかが
「儲かる人」になれるかどうかの
分かれ道だ
、というわけです。


また、もう一つの観点として

人を頼る と
人に頼られる ようになる

というものがあります。

人は貸しがある相手には
物事を頼みやすいものです。

借りたら返す と同じように
貸したら返してもらう という心理が
働くということですね。


このような、
頼り、頼られ の助け合いの関係は
チームとして理想的でしょう。

失敗しても
お互いに気軽に助けを求めあえる関係が
出来上がる
ということです。


まず、「自分から頼ってみる」
そして、「頼られたら、きっちりお返しする」

これをしっかりやっていくことが
儲かるための一つのカギになってきます。

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