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「居心地悪い」はボーナスステージ【西野亮廣『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』より】

人生を賭けるほどの「問い」を見つけるには、居心地の悪い場所に立つひつようがある、というか居心地の悪い場所に立ったほうが「問い」が見つかりやすい。

西野亮廣『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』kindleの位置 213/1944

いわゆる「芸人」でありながら
アートの世界や、オンラインサロンの経営で
大成功
を収めている西野亮廣氏。

最近では映画『えんとつ町のプペル』も
各所で大きな話題となっていて
西野氏の勢いは留まることを知りません。

「どんな考えを持つ人なんだろう?」

ということが気になったので
著書を読んでみることにしました。

今回読んだのは
西野氏の最初のビジネス書である
こちらです。

一冊を通してわかったことは

西野氏は
『常識』で納得すること無く
『問い』を立て、向き合い続けたことで
成功を手にしたという、
至極まっとうで、私たち自身にも
参考になる生き方をしている人

ということでした。

冒頭に引用した文をもう一度引用します。

人生を賭けるほどの「問い」を見つけるには、居心地の悪い場所に立つ必要がある、というか居心地の悪い場所に立ったほうが「問い」が見つかりやすい。

西野亮廣『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』kindleの位置 213/1944

西野氏は『魔法のコンパス』の冒頭で
『芸人』の再定義を行っています。

それは、職業である『芸人』に対し
居心地の悪さを感じていたことから
既存の『芸人』という言葉に対し
『問い』を投げかけ、西野氏なりの
『答え』を導き出した
ということです。

進学校を卒業し、皆が大企業に就職していく中、「俺、芸人になる」と言っちゃう奴や、あの2年も働けば退職金が貰えるのに、その日を待てずに「沖縄で喫茶店を始める!」とか言っちゃうオヤジ……そういう人達が、その瞬間にとっている”姿勢”および、”そういった姿勢をとる人”のことを「芸人」と呼んでいる。
 使い方としては、音楽の「ロック」という言葉に近いかな。

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「なんで、芸人なのに、皆と同じことを
 やらないといけないんだろう?」
という問いから導いた答えがこれです。

自らの職業、生き方の再定義を
『問い』を通じて行った
ということです。

この本の中では、
この「芸人」の再定義を発端にして、
さまざまな「問い」と「答え」
そして、その後の行動の結果
が記されています。

例えば
「お金の正体」であるとか
「SNSの役割の変化」とか
「人の動く理由とネタバレの関係」とか
「勉強が面白くない理由」…といったことです。

どれも興味深いものですので
気になる人は、本を読んでみてください。

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居心地の悪さを感じて生きている方も
多くいらっしゃると思います。

そこには必ず
その人の人生を変える程の
「切実な問い」
が隠れています。

つまり「居心地の悪い環境」
「良い問い」を見つけるための
「ボーナスステージ」である

ということです。

悪い環境を嘆くより、
そこから問いを見つけて
それを深めていく…

そんな風に生きてみようと思いました。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

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