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経験を学びにするために『経験学習』

あけましておめでとうございます。

今年も一層成長していきたいと
思っています。らるです。

成長のためには学ぶことは必須ですし
学ぶには経験が必要です。

今日は、『経験学習』という概念に
関して紹介します。


「経験学習」とは?

 「経験学習」とは、自分が実際に経験した事柄から学びを得ることを指します。単に経験するだけでなく、経験を次に活かすためのプロセスが重要であるとされており、そのプロセスを理論化したものが、アメリカの教育理論家デイヴィッド・コルブ氏によって提唱された「経験学習モデル(experientiallearningmodel)」です。
 「経験学習モデル」は、①具体的経験、②内省的観察、③抽象的概念化、④積極的実験という4つのステップから成り立ちます。

松岡保昌. こうして社員は、やる気を失っていく リーダーのための「人が自ら動く組織心理」 (p.245). 株式会社日本実業出版社. Kindle 版.

経験しただけでは何にもならず
次に活かすためのプロセスが必要
…というのは、納得いくところかと思います。

そこで出てくるの「経験学習モデル」な
わけですが、具体的には4つのステップの
サイクル
になります。

同上

これを、例えば仕事に当てはめると

・具体的経験

初めてかかわる業務内容・領域・分野を
経験すること

何か新しいことに挑戦してみる
…ということですね。

・内省的観察

結果について熟考すること

これは、反省をするということですね

成功しても、失敗しても

自分は何をしたのか
結果はどうなったのか
なぜそうなったのか

これをじっくり考えるということです。

・抽象的概念化

1つの経験で得られた気付きを
他にも展開できるように考えることです。

教訓を導く、ということですね。

・積極的実験

抽象的概念化された気づきを
実際に他業務に応用し、試す

この試す実践自体が
新たな経験になる
とも言えます。

出た結果を再び「内省的観察」
していけば、サイクルが回っていく

…ということですね。

再掲

どちらかというと、私は
経験はしても、そこからの反省…
「内省的観察」と
「抽象的概念化」がしっかりと
出来ていなかったよう
に思います。

今年は、一つ一つの経験を大切にして
しっかりと成長につなげていく年に
していこうと思います。

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