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3つの無形資産と3つのキャリア資本とは【プロティアン】

こんにちは、らるです。

前回に引き続き、こちらの本を
紹介していきます。

今日はこれからの時代を生き抜くのに
必要なプロティアン・キャリアを形成する際に
必要になる「キャリア資本」の話です。

前回の話の中で

プロティアン・キャリアでは
会社の中でのキャリア、ではなくて
個人としてのキャリアを考えていく

という話をしました。

そのスタートとして
まず、今現在自分が所有している「資産」を
棚卸してみるることが必要です。

ここで言う「資産」とは
いわゆる有形資産=お金、株、土地、車…
といったものだけではありません。

無形資産も含めて考える必要があります。

無形資産というのは
直接お金にはできない資産のことで
3つに分けられます。

・生産性資産
所得を増やすのに役立ちます
スキル、知識などです

・活力資産
肉体・精神的な健康と幸福を増やすのに役立ちます。
健康、友人、パートナー、家族などです。

・変身資産
自己を変身させる意思と能力を増やすのに役立ちます。
自己理解、外部の人的ネットワークなどです。

このうち、生産性資産と活力資産は
「増えたら良さそうだな」と
直感的にわかると思います。

お金に繋がるならいいな、と思えるでしょうし
健康と幸福に繋がるならいいな、と思えるでしょう

ですが、「変身資産」はどうでしょうか?

「別に、変身しなくてもいいんじゃないか?」

と思う方もいるかもしれません。

ですが、思い出してください
人生は100年時代になり、
企業が安定を保証してくれない時代になりました

…ということを前回紹介しました。

つまり、自分を取り巻く環境の方は
必ず変わってしまう、ということです。

ですから、否応なく
「変身」の必要性が生じてくるわけです。

本書の中で、著者は

変身資産を形成することが、人生100年時代を生き抜くカギとなるのです。

P83 

とまで述べています。

変身資産はプロティアン・キャリアにおいて
特に重要だと言うことです。

有形資産+3つの無形資産
どれも大切だ
ということが
分かって頂けたと思います。

では、これらを増やしていくために
何が必要なのでしょうか。

そこで出てくるのが

キャリア資本です。

資産を増やすためには、
資本を投入する必要があります。

キャリア資本は3種類

キャリア資本には
3つの種類があります。

・ビジネス資本
スキル、語学、学歴、職歴など
ビジネスシーンでのキャリア形成で得られる知識
スキル、立ち振る舞い、その人の身体に刻まれたもの

・社会関係資本
職場、友人、地域などでの持続的ネットワーク
ビジネスパーソン同士の信頼関係から成る
ネットワークの集積のこと

・経済資本
金銭、資産、財産、株式、不動産などの
経済的な資源のこと


というわけで、次回は
この3つの資本を蓄積するための
方法を紹介します。

まとめ

プロティアン・キャリアにおいては
有形資産だけでなく
3つの無形資産が大切

その3つとは
生産性資産、活力資産、変身資産である

資産を増やすためには
キャリア資本を蓄積する必要がある

キャリア資本も3種類あり、それは
ビジネス資本、社会関係資本、経済資本である




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