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営業の極意 観光地に行け!?

営業だけはやりたくない、と思いながら
就活をしていたのを思い出します。
らるです。

今日は、元々営業をやっていた先輩から聞いた
面白い話を紹介します。

どんな話かというと
営業をうまくいかせたいなら

「観光地に行け」

というんです。

一体どういうことなのでしょうか?


ポイントは「相手の重要感を満たす」こと

営業…というと、
基本的には、自社の製品・サービスを買ってもらう
…というのがポイントになります。

ですから、普通に考えると

・どれだけ自社製品の強みがわかるか
・魅力的なプレゼンができるか

…といったところが
ポイントになりそうな
ものです。

ですが、
「そこは一番のポイントではない」
と、先輩は言う
わけです。

じゃあ、何がポイントなのか?


はじめにやることは
「世間話を含めて、相手の言うことを
 よく聴く、そして、よく見ることだ」

というわけです。

そこで、話の中で
「○○には、行かれました?
 あそこ、すごくいいですよ」
(○○は観光地やお店の名前)

という話が出てきたり

『ちょっと変わったアイテム』
(身につけているものだったり
持ち物だったり)
目に入ったら、そこがポイントだ
というわけです。


すかさず、その話題に乗った上で
その商談が終ったあと

即行動をして
(話題にでた観光地、お店に行く
 アイテムを買ってみる…など)

次に連絡する時に
その話題を添える
ようにする

これがとても大事なポイントだ

というんです。


私はこの話を聞いたとき
直感的には

「それと物が売れるかどうかって関係あるの?」

と思ってしまいました。

ですが、よくよく考えてみると
この「勧められた観光地に行く」というのは
まさに『人を動かす』方法で
した。

先日の記事でも紹介した『人を動かす』において

『自己の重要感』は
食物や睡眠と同じように強い欲求だが
普段は中々満たされることが無い

と言われています。

この満たされない欲求を満たしてもらえたとき
その人から物を買いたい…と思うのは
とても自然なことだと言えるわけです。


おススメされたモノを
スグに試す
…というのは

「私はあなたの言ったことを
 大事に想っていますよ」

という何よりのメッセージになります。

そして、相手の「自己の重要感」を
満たすことになるわけです。


ですから

おすすめされた「観光地に行く」は
「営業の極意」となりうる
わけですね。

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