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結局、テクニックではうまくいかない

こんにちは、らるです。

最近、こちらの本を紹介しています

これまでの紹介では

無礼さがいかに悪影響があるか

ということを述べてきましたが
もちろん、無礼でない、というだけでは
マイナスがない、というだけで、
プラスがありません。

プラスを得ようと思えば
「礼節ある言動」をしていかなければ
ならないわけです。

ですが、礼節…というのは
単に言葉遣いを変えればいい
というわけではありません。

プラスを得たい…という気持ちで
単に言葉遣いを変えても
意味はないんです。

 礼節ある言動とは、つまり相手を丁重に扱う言動ということだが、必ず心から相手を尊重する気持ちがないとうまくはいかない。見返りに相手から何かを得よう、自分の属する企業の利益につなげようという気持ちが背後にあると、いくら相手を丁重に扱ったところで意味がなくなってしまう。
 目的のためではなく、ただ互いを尊重し、良識を守るようにする。それが礼節ある言動につながる。

クリスティーン・ポラス. Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である (p.55). 東洋経済新報社. Kindle 版.

見返りを得ようとしていて
相手を尊重する気持ちがなければ
うまくいかない

人は、人の意図に敏感なものです。

心からの尊重なしに
言葉だけ変えたところで
意味はないわけです。


私の座右の書のひとつでもある
世界的ベストセラーの『人を動かす』でも
似たようなことが言われています。

『本心からの言葉でないと意味がない』んです。


小手先のテクニックではなく
本心から、相手のことを尊重できるように
人を好きになれるように
生き方を変えていかなければならない

という話になっていくわけです。


中々、険しい道のりですね。

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