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「騙されていいか」を選ぶ 

こんにちは、らるです。

先日の記事の中で
こんなことを書きました。

うわさに限らず
情報に惑わされないためには
批判的な視点を持って
その情報自体の真偽を検討する

=内在的チェック
他の人、他のメディアと
つき合わせて確認してみる
=外在的チェック
を、行うことが必要である

情報に対し批判的な視点を持つこと
それが、騙されないためのカギだ

という話です。

ですが、この批判的姿勢には
一つ問題点があります。

それは

何でも批判的に見る人とは
いっしょに居たくない

…と思われてしまう事です。

要は
友だちがいなくなる
ということですね。

人の幸せは人との関係から生まれます。
友だちがいなくなる…というのは
幸せから遠のくことになり
ますね。

では、どうしたらいいでしょうか?


騙されてもいいやと考える

ダマされていてもいい

そう割り切ることも必要になる
というのが私の考える答えです。

たとえば

「私の兄が株で1億儲けたんだ!」

という話を友人から聞いたとしましょう。

そのとき、批判的思考
(今、景気は悪いのに1億も儲かるのか?)
(その兄の元手はいくらなんだ?)
(そもそも、いつ儲けたという話なんだ?)
…などなど、色々考えたとしましょう。

ですが、そこで一旦考えるわけです

この話が、単なるうわさで
事実と異なっていたとして
私自身に何の問題があるだろう?

そこでもし、「問題は何もない」となれば
「騙されてもいい」わけです。

ですから、こういうときは
無批判の相手の話に乗っていいんです

「すごいね!君のお兄さん、億万長者だね!」
…で、いいわけです。


自分に直接問題が及ぶものは批判的思考で

もちろん、自分にも問題が出てくる…と
判断できるものに関しては
批判的思考で考える必要があります。

たとえば
「君が持ってる株
 もうすぐ落ちるらしいから
 さっさと売った方がいいよ」

なんて言われた場合には
これは真に受けていいかどうかは
考える必要があるわけです。

金銭的な損失がでるかもしれませんからね
(もちろん、大した金額でなければ
 相手との関係を重視して
 そのまま言うことを聞く選択もあります)


情報に踊らされないために
「批判的思考」は大切です。

ですが、人間関係を築く上では
全てに「批判的」であっては
うまくいきません。

なので
「批判的思考」の前に
「騙されても問題ないか」の判断を
置くことを、おすすめします。


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