見出し画像

不快な人と出会った時の対処法

こんにちは、らるです。

みなさんは「不快な人」に出会った時
どうしますでしょうか?

たとえば
・何かとマウントを取ってくる人
・人格批判をしてくる人
・一方的な好意を押し付けてくる人
・理由は分からないけどとにかく不快な人
…色々あるかと思います。

こんなとき、どうするかを
今日は考えていきます。

選択肢としては3つ考えられるかと思います。

・相手の非を正す
・相手と議論する
・無視する

順に考えます

・相手の非を正す

相手は正しくない事を言っている
そう思えば、正してやりたくなる…というのが
人情というもの
です。

しかし、それはムダです。

それはなぜでしょうか?

一つエピソードを紹介します。

みんなのために尽くしてきたのに、侮辱され、指名手配された

D・カーネギー. 人を動かす 完全版 (Kindle の位置No.167). 新潮社. Kindle 版.

これは、誰の言葉でしょう?

不遇な扱いを受けた慈善事業家の言葉でしょうか?

違います。

アメリカで最も悪名高いギャングである
暗黒街の帝王アル・カポネの言葉です。

本書では、他にも悪名高い犯罪者の
言葉が紹介されていますが

アル・カポネと同じように
「誰が見ても悪い」と思えるような犯罪者ですら
自分が悪いことをしていると認めません。

凶悪な犯罪者ですらそうなんですから
私たちが普段遭遇するような人なら
なおさらです。

100人いて99人は
自分の非を認めないもの
という感覚でいていい
と思います。

認めない相手に何を言ってもムダ
というのは、わかってもらえるでしょう。

相手の非を正そうとしても
意味はありません。

・相手と議論する

議論をして、相手を納得させれば
それでキレイに収まる…
そんな風に思うかもしれません。

ですが、これも効率が悪いです。

思うような成果はでないでしょう。

 議論に勝つことはできません。負けることはあっても、勝てません。なぜでしょうか?相手をやり込めたとしましょう。相手の論点を攻撃し蜂の巣にして、徹底的にやっつけたとしても、それで、どうなりますか?あなたは良い気分です。でも相手はどうでしょう?あなたは相手に劣等感を与えました。相手のプライドを傷つけました。相手は、あなたを快く思わないでしょう。無理に説得しても、人は本心を変えません。
 ある生命保険会社は、販売員に対して、明確な方針を定めてきました。それは、「議論するな」です。販売員の仕事は、議論することではありません。

D・カーネギー.人を動かす完全版(Kindleの位置No.1476-1481).新潮社.Kindle版.

議論をして、自分が正しいことをいって
相手をやり込めたとしても
自分のエネルギーを沢山消費して
その場でちょっといい気分になるだけ
です。

相手は本心を変えることなく
あなたへの恨みがつのり
復讐の機会を伺ってくるでしょう。

労力を使って得られるのが
うまくやりこめたとしても
ちょっとしたいい気分と
相手の強い恨み…
となれば
割に合わないでしょう。

・無視する

相手は間違いを認めません。
仮に議論してやりこめても
得られるのは恨みだけです。

となれば、取る選択は一つです。

無視することです。

相手をどうこうしようとせず
ただ、自分が正しいと思う通りに
行動し続ければいいんです。

他人を思う通りに変えることはできない

これは一つの原則です。

どうにもならないことに時間を使うより
自分の大切な時間は
自分のために使いましょう。

それを妨げてくる不快な人からは
無視して距離を取りましょう。

決して戦ってはいけません。

割にあう事はないからです。

まとめ

不快な人とあったとき
相手を正そうとか議論して教えてやろう
…など思ってはいけない。

相手は非を認めないし、変わらない

無視して、距離を取り
自分のやるべきことに集中しよう



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?