精神保健福祉士になりたい。

高校3年生の12月末まで私には違う夢があった。
英語が得意で人に教えることも上手だとよく言われていたので英語の先生になりたかった。
先生になれなくても、航空会社や旅行会社やホテル業界など、英語を生かした仕事がしたかった。
小学生の時からずっとそう思っていた。
大学も国際系、教育系、で探していた。
そういう大学を受けるつもりだった。

病院は大嫌い、病院の匂いすら嫌い。
病院で働いている人まじで尊敬だわ私は絶対無理、と言っていた。笑
医療福祉の道に進むなんて、思ってもみなかった。

辛かった大学受験期

私の高校生活は部活に命をかけていて勉強は二の次であった。
そんなこんなで成績も悪く推薦なんて取れるはずもなく、一般入試で考えるしかなかった。
私のクラスは就職や専門学校、推薦で大学が決まる人も多く、一般入試まで残った人は国公立大学を目指している成績もトップを争っているような人しかいなかった。
そんな中で底辺の私は必死に勉強して食らいついていた。

センター試験を間近に控えた11月。
末期ガンでホスピスにいた祖父が亡くなった。
人生で初めて目の前で看取った。
祖母はショックのあまり1人で歩けなくなり葬式など車椅子で移動をしていた。
そんな時から自分に動悸、吐き気、偏頭痛などの症状があった。
朝起きても気持ち悪くて起き上がれない布団から出られない、学校に行けない。
休みがちになってしまった。
頑張って学校に行っても気持ち悪くて早退することもあった。
偏頭痛持ちでは無いが、たまに割れそうなくらい頭が痛くなった。

幼い頃から大きなストレスがあると体調を崩したり、不安定になったりしていた。

進路が決まっていない、置いていかれている、私だけ、、頑張っても成績が追いつかない、どうしよう、、教室に入るとみんなが必死に勉強をしている、不安。
そして突然の祖父の死。
2つが重なってとても辛く苦しかった。

私の人生を変えたのはドラマでした。笑

そんな時コードブルー3rdシーズン、そしてコウノドリ、などの医療系ドラマがやっていた。
病院嫌いな私は医療系ドラマも大嫌いだった。
でも、何故かハマってしまった。
コードブルーで医療現場で働きたいと少し興味が湧いた、コウノドリでは私もこんな風に人に寄り添って人を助けたいと思った。

でも私はバリバリの文系。
今更無理だろうと諦めた。
でも人のためになる仕事がしたいということは諦めたくなかった。
そうだ、私のようにストレスで体調を崩してしまったり、恐怖症があったり(私は嘔吐恐怖症ですそれに関する記事も書いていますので良かったら見てください)する人の相談に乗って援助してあげたい。
当事者としてより深く共感できるのでは。
と考えた。

そしてセンター試験を目前に控えていたが、担任に急遽面談を頼んだりして、心理系や福祉系の道に進むことに決めた。
臨床心理士か精神保健福祉士どちらかの道に進もうと決め、受けた大学の合否などの結果、精神保健福祉士を目指すことになった。

そんな私も大学4年生

また受験生になった。
しかも大学受験期とはわけが違う。
就活、実習、卒論、様々なことと並行しながらの受験期だ。

正直キャパオーバーになりそうだ。
またストレスで体調を崩すかもしれない、嘔吐恐怖症がいつもより強くなるかもしれない、

でも私は絶対に合格したい。
あの時の自分の決断は正しかったと胸を張って言いたい。
人の役に立てる人間になりたい。
弱かった自分を成長させたい強くなりたい。

どうせ死なないから死ぬほど努力する。

だから誓います。
絶対に夢を叶えてみせます。

後悔のない1年にしよう。






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