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医療系なら読んでほしいこの一冊!

・はじめに

読書の秋ですね。自分が管理者をやっているころ(もはや遠い昔に感じるが・・・・)、薬剤師のスタッフがくると毎回プレゼントをしていた本を、このトピックを見て、久々に思い出しました。
もし、ご興味があれば手に取っていただき、今後の業務の糧になれば幸いです。

・子どものアトピー診察室 三宅健 集英社新書

自分が総合病院の前に赴任した時、小児科のアレルギー関係をどこまで聞いたらいいのか考えていた時にふと気になり購入した本になります。
この金額でアレルギーを学べるのであれば正直安い良書です。
自分が特に感銘を受けたのが、牛乳の部分で、乳清・カゼインともアレルギーの可能性があり、食材によって注意する内容が変わることがかかれているところでした。当時はそこまで考えておらず、眼に鱗だった記憶があります。もちろん、他のアレルギーも書かれているので実に参考になることは間違いないかなと思います。ミルクの選び方などもあり、久々に手を捕ってみてもいい本だなと思います。

・人にやさしい道具 共同通信社文化部編著 宝島社新書

こちらもお勧めできるいい本です。現場で仕事をしていると様々な相談を受けます。薬のみの薬剤師になるか様々な知識を付けた薬剤師になるか二極化すると思います。ジェネラリストを目指すのであれば、この本は助けになると思います。
自分の経験だと、20年ほど前から在宅で様々な相談を受ける頃がありました。実際、在宅の方は、薬局に伺えない方が依頼しますので、必然的に何かしら不便を生じることが多々あります。その時に、いろんな知識を持つことによって、相談に乗れ、利用者さんが少しでもいい人生が送れるのではないかと思います。
少しでも患者さんのQOLを高めてあげて、介助ではなくファシリテーターとして活躍されたいのであれば是非このような本も手に取って、明日の仕事に生かしていただきたいなと思います。

・最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。自分の知識が少しでも医療現場で役立ち、一人でも多くの患者さんの満足度が上がっていければと思います。
それほど高い本ではありませんので、是非一度見ていただければと思います。

#読書の秋2020

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