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不妊治療日記11 TESE前対策〜TESE当日〜術後の痛み

TESE前対策

TESE前に何か服薬や対策などはしましたか…?という質問がよくありますが…
我が家はあまり対策してなかったかな…


食事もいつもどおり、手術前日以外は晩酌もしてました。
気を付けていたこととしては
・旦那側の方で座りっぱなしにならないようにする(血行の流れを悪くしないため)
・TESE3日前くらいからボクサーパンツはやめてブリーフを履く(締め付け防止)

くらいですかねー。
これも効果があったかはわかりません。
血行を良くするため…くらいの対策ですかね。

リプロからも特に注意点等は言われなかったです。
個人的にはあまり気にしなくてもいいと思います。

TESE当日について

2020年7月2日(木)いよいよTESE当日です!

12時から手術スタートの予定、1時間前までにご来院下さいとのことでしたので
10時くらいに家を出ました。

前日は緊張で眠れないかなーと思いましたが、仕事がバタバタしていてそれどころではなく、疲れ果ててぐっすり眠れました。

ドキドキしながらリプロに向かったことはよーーく覚えています。

11時頃、リプロへ着き、控室に夫婦で案内されました。ベットと椅子が置いてあり、旦那は手術着に着替え横たわり問診・なんのためかは忘れましたが点滴打たれてました。確か水だった気がするけど何のためだったんだろう。

旦那は緊張でガチガチでした。
あと、人生初点滴にびくびくしてました。
2年ほど前に、私が髄膜炎で入院した経験があり
「おいもも2年前こんな気持ちだったんだね…辛かったよね…ごめんね…」と言われ、どうした突然????となりました。感傷的になってしまったようです。

12時近くになると旦那は手術室に呼ばれトイレに行くかどうするかでドタバタしながら(旦那緊張しすぎて自分の尿意も分からずあたふたしてた)手術室へ向かいました。

ちなみに旦那は閉塞型無精子症なのでsimpleTESEでしたが、simpleTESEで精子回収不可だった場合microTESEを行うという同意書を書いてたので
1時間以上呼ばれんかったら、microTESEになるのか…となかなかの緊張感がありました。

控え室は冷房がかなり効いてて寒くて寒くて…
旦那がさっきまでかぶっていた毛布にくるまってました。

1分が体感時間として10分くらいに感じるくらいにはありえないくらい長くて感じた…

コロナでステイホーム推奨時期だったこともあり、各出版社より無料で読める本も増えていたので
手術の待ち時間は小学館の日本の歴史を読んでました。

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手術から15分後くらい…
ノック音が鳴り、看護師さんが入室?え…なになにと思うと
「奥さん!手術終わりました!こちらへどうぞ!」と明るい声で手術室まで案内されました。
すると私の目を見て
「精子!ありましたよ!!」と小さな声をかけてくださいました。

連れて行かれたのは手術室。
旦那が手を固定された状態でぐったりしていて(おつかれさま旦那…)
旦那の後ろには大きなモニター。
I先生が
「やっぱり管ないだけでね!精子はありましたよ!僕の予想どおりです!」とモニターを指差し…

モニターにはたくさんのうようよした精子が…
旦那は相変わらず手を固定されたままぐったり…

精子回収の安堵感や嬉しさよりもかなりシュールな絵面に戸惑ってしまい
とりあえずI先生や看護師の方にお礼を伝えました。

その後、旦那と看護師さんと控室に向かい看護師さんが旦那の手術の傷痕にばんそこうを貼っていて
仕方ないことではあるのだが旦那の精巣を他の女性が触ってるのを見るのはなかなか難しい気持ちになるな…と思っていた。

しばらくしてI先生も登場、精子の質も問題ないということで、旦那は横たわりながらしばらく安静にし
(この時リプロ名物らしいカントリーマアム頂いた)
旦那が安静にしている間、特に予約とかしていなかったが、私の治療のための採血〜エコー〜問診まで一通りやらせてもらった🙇‍♀️

この辺の融通効くからリプロありがたい。

エコーでらPCOSについて相変わらずつっこまれたり、治療方針は採血結果基に決めますねーって感じだった。私が術後に貰ったばっかりのカントリーマアム食べたせいで糖の検査ができなくて
(採血前2時間前まで飲食禁止のため)後日再度糖の検査だけはしました…大反省。
皆様もお気をつけて…。


不正出血対策のため、低容量ピルを服用していたので脱薬期間のため7月周期は治療しない、8月の生理開始時より治療開始することになりました。

そんなこんなで一通りの検査を終え、控室に戻り、旦那と培養士さんのお話を聞くと8本凍結できた、とのこと。よかったー。

凍結の同意書を書き、お会計をしてリプロを後にしました。リプロ出たのは14時過ぎだった気がする。

旦那は痛み止め飲んでたけど、歩くと痛い痛い言ってました。simpleTESEでこれだけ痛いんだからmicroTESEの場合もっと痛いんだろうな…

最寄駅でかなり遅めのランチをしたけど座りながら旦那は痛い痛い言ってた。
手術中は恐怖と緊張で何も覚えてないけど手を拘束されて横にモニターがあるのはシュールだった言ってた。
うん、たしかにあれはシュールだったわ…

全然関係ないけど、ランチしていたお店に突然50代くらいの女性が入ってきて
「お水だけ飲ましてちょうだい!」といい勝手にビールサーバーを下げていて、こちらもなかなかシュールな体験だった。

家に戻って、旦那は座ってられない…とベットにダイブ。夜もトイレ行く時は悲鳴をあげてました…
家に戻る間もかなりゆっくりのスピードで歩いていた。

術後の痛み


旦那のsimpleTESEはsimpleTESEの中では
大変な手術だったということもあり(精管からの精子回収ができないため)術後2〜3日は痛い痛い言ってました。

手術翌日の7月3日は旦那テレワークの予定だったけど
座って作業できん…とのことでお休みもらってました。

7月4日は都知事選期日前投票日で、無理しなくてええんちゃう?と言ったものの旦那も投票行くと言い…
徒歩15分程度の投票所行くまでかなり苦労しててゆっくり歩いてました。時折、立ち止まり痛い痛い言っていた。

旦那、命がけで投票しててえらいぞ…と思いつつ投票所にいた高齢のお爺ちゃんよりも歩くのが遅くてかわいそうになった。

術後4日後くらいから大分痛みは引いて、術後1週間後の抜糸では殆ど痛みを感じなくなったそう。

simpleTESEでも手術翌日は仕事のお休み貰った方が良さそうです。

色々ありましたがTESEは無事成功。
いよいよ私の番になりました。

費用面についてはまた後ほどまとめようと思います。

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