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感情のゴミ捨て場

だめなことをだめだと思いながらもやってしまう。髪の毛を生乾きのままベッドに入るとか、洗い物をついついためちゃうとか、ゴミを前の日に出すとか。頭ではだめだとわかってるのに行動に移せない。多分、浮気とか不倫とかもそういうことの延長線上なのかなって思う。頭ではだめなことだって理解してる、でもどこか心の緩みがあってその場だけの楽しさに負けてしまう。傷つく人がいるとわかっていても自分可愛さでやめられない。「人間は本能には抗えない」なんて都合のいい言葉だよね。今の時代する側の気持ちがわかるなんて言ったら批判されそうだけど、私はわからないとも言い切れない。

今日、介護施設での事件のニュースを見た。きっと介護職についてる人の中でわからなくもないと答える人は少なくはないんじゃないかと思う。自分の中でその選択肢がないだけで、気持ちはわかる部分もあるって人もいると思う。

「だめなことだとわかってるけど」って前置きがつく気持ちって生きててけっこうある。大小様々あるだろうけど、根底にある気持ちはたぶん似たようなものばかり。私はこれからもそういう前置きをしながら生活していくんだと思う。家事も仕事も人間関係も。許されたいわけじゃないし、きっといつかそれなりの代償があるんだろうなと想ってる。ただ私はまだそこまで切り捨てられる人間になれていない。甘えと言われればそうかもしれない。私はいつまでこのまま生きていくんだろうか。

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