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日記が続かない人の日記を架空で書いた。

架空の日記を書いてみたが、日記調にすると一気に筆が進む。筆でもボールペンでもなくキーボードを叩いているのだが、「キーボードを激しく叩ける」では風情がないから「筆が進む」と言っておこう。

時間をかけてちゃんとやったら色々ネタを思いつきそう。今後何か思いついたらしれっと足しておく。

例によって書き出しのみ、ここに。



一日目 自己紹介したところでイメージ作りにしかならない。

今日から日記を始める。どうせ飽き性だからすぐに終わるだろう。小さなことを書き留めておくために始めてみるが、まあ、続かなければ続かなかったで。ね。別に誰かに怒られる訳でもない。


二日目 文字を認識できるから「やってごらんなさい」で全部出来ると思ってた

昨日日記を書いたあと、早速人型のアレクサに「シャワーを浴びなさい」と指示したところ、問題なく作動した。初めにボディーソープを認識させる必要があって、ちょっと手こずったが、なんとかなった。あれなんで一回手に持たせる必要があるんだ、目で見れば分かるだろ。ボトルにボティーソープって書いてあるんだからさあ。文字を認識出来るから「やってごらんなさい」で全部出来ると思ってたわ。


四日目 仕組みを知ったところで「へえ〜」としか思わないのに気になる。

ああ、早速三日目の日記を書き忘れていた。そういうところがある。分かっちゃいたが、いざそうなるとちょっと落ち込むな。落ち込んでも何も変わらないのに。(中略)

そういえば、うちにはイヌ型のGoogle Homeがいるが、22世紀には二足歩行のネコ型ロボットが存在していたらしい。本で読んだところによると、四次元ポケットというものを身につけていて、思い浮かべた道具ならなんでもいつでも取り出せるらしい。かなり便利じゃないか。うちにもネコ型ロボットが欲しい。ネコ型ロボットが、というよりは四次元ポケットが。


七日目 些細なことって些細だから一番最初に忘れる

久々の日記。更新頻度について考えたが、どうもまとまらない。正直長い期間続けようとは思ってなかったからなあ。続けられるだけ続けて、あとはもう放置でいいや。趣味ってのはそういうものです。

久々の日記なのに話題に困った。書くことが思いつかない。思いつかないなんて……。この日記は些細なことを書き留めるために始めたものだが、些細なことって些細だから一番最初に忘れるんだよなあ。


あとがき

いつかこういう日記を書く人がいるんだろう、そのひとも大して続かないんだろう。ということを考えて書いてみたが、このひとは多分日記ちゃんと続く人だな。最終更新の三日ごとかにうだうだ言いながら書けちゃうタイプ。



ということでした。





めでたし、めでたし。と書いておけば何でもめでたく完結します。