日常に潜む確定演出

今日はバニア無しです。彼らはツリーハウスで遊んでいる。

Netflixで『ハッピーエンドじゃない?』を観た。ラブコメが嫌いなモテない女性がひったくりにあって、そのとき頭を打ってからラブコメの世界の主人公になってしまう話。嫌いな世界の嫌いな展開に巻き込まれて「は?」ってなりながら、元の世界に早く戻るため、ラブコメ世界の攻略を試みる。

設定が面白いので観てみた。メタ表現がよく出てくるのが面白かった。ラブコメによくあるゲイの友人が隣に住んでいて、電話をかけた瞬間その場に現れるとか、いいムードになった時音楽が流れたりとか、カラオケを歌ったらみんな踊り出してミュージカル演出になったりとか、リアル世界がラブコメになったんじゃなくてラブコメ映画の中に放り込まれる。ただしファミリー向けのラブコメなので、お色気シーンはカットされる。カットされるからいい雰囲気の次は事後の翌朝に飛ぶ。

一人で観たけど、普通にみんなで観るのも楽しそう。ラブコメ世界を攻略して現実世界に戻った後に、最終的にそれでもこれは映画なんだよねってなる。つまりハッピーエンド。


ミニチュアのピアノが欲しくてガチャガチャを探しに行ったら、気になっていたマイクラの小物入れがあった。チェスト、草、TNT、モブ三種の六種類で、チェストか草だったら欲しいけどな〜と以前から思っていた。中身を覗くと残り二つ。しかも、チェストと草。確定演出キターー。日常に潜む確定演出。私はおみくじ運とガチャ運がそこそこ良いですからね。ドヤァ。

この小物入れは四百円もするので先に入っていたチェストだけ手に入れて帰ってきた。満足である。ちなみにピアノはなかった。引き続き捜索しよう。


羊毛フェルトに手を出してみた。初めてやるし、作っている過程の動画も観たことない。材料はダイソー。初心者すぎる状態で、とりあえず「めちゃくちゃ刺せば良い」んだろ?とやり始めて、やっぱりよく分からなくて動画を検索した。すぐ出てくる。みんながティーチャー、みんなが生徒、そういう時代。ね。

羊毛フェルトは固まってない細かい糸みたいなフェルトを針で刺しまくって形にしていくんだけど、針がやっぱり指に刺さる。何回も刺すけど、ダイソーの針は太い上に刺さり方が美しくないから血が出てくるまでにラグがある。いつもやっている刺繍だとすぐに出てくる。あまりに刺すので軍手をしてやっている。機動性は悪いが安全だ。固めるために針を刺すときは、心の中に高橋名人を宿すと良いことがわかった。

羊毛フェルトができるようになったら、指人形サイズのマスコットを作ったり、ニットやフェルトに立体モチーフをつけたりしたい。今の環境だと完成まで時間がかかるのが問題だが、実際ハマれるかどうかはまだ分からない。お塩じゃけ子さんのちいかわ羊毛フェルトが面白すぎて、試しに手を出しているだけなので。しおじゃけさんが羊毛フェルトを続けるなら私もやる。私の運命をしおじゃけさんが握っている。

あ、でも確かちいかわ羊毛フェルト新作出たからまたやってくれるかな。じゃあ多分私もまたやる。


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