実写『ゆるキャン△』声が、すごく、アニメに寄っている!

雨がいつ降るのか見定めながらスーパーへ買い出しに行くと、帰りに気付くかどうか程度の水滴が空から降ってきていた。傘を持って行けばこうヒヤヒヤしなくて済んだのだけど、しかし傘を持ち歩くのはめんどくさい。持ち歩き用の専用ケースを買うか作るかしようかしら。梅雨が明けたら、日傘も折り畳みじゃないものを持ち歩きたいし、そういうグッズは欲しい。

「そういうグッズが欲しい」といえば、ナイトキャップが欲しい。あのおばあちゃんが寝るときに被る、短いコック帽みたいなドアノブのキャップみたいなアレ。今は水泳の後に濡れた髪をしまう三角帽子みたいな形のものもある。寝るときに髪を体の下に敷くのが気になってきた。最近は、平安時代みたいに枕の上側、体と反対方向に髪を伸ばして置いたり、軽く結んだりしている。うーん、一つ結びだから気になるのかな。二つ結びにしてみようかな。それともスカーフをナイトキャップの代わりにするか。なるべくコストがかからない方法を考えている。


実写化の成功例として挙げられがちな『ゆるキャン△』を少しだけ観た。声が、すごく、アニメに寄っている!アニメが先にある場合、実写化でもアニメに寄せた方が受け入れられやすいのかなあ。岸辺露伴ってその辺どうなんだろう。ジョジョの中で岸辺露伴ってどれくらい登場するんだ。分からない!アニメをちゃんと追ってないことが仇になっている!

ちょっと前にミュージカル『弱虫ペダル』が期間限定でYouTube無料公開してて、三作くらい観たんだけど、2.5次元ミュージカルの評価の高さがよく分かる出来だった。ミュージカル弱ペダは画期的な自転車表現で有名なんだが、演出の秀逸さや役者の演技力だけじゃない細かいこだわりがある。

声をアニメに寄せているのはあったと思う。それもめっちゃすごい。それ以上に、キャラクターの口の開き方まで似せてるのがすごい。マジでビビった。荒北靖友主人公の回の鈴木拡樹さん、マジですごい。荒北というキャラクターは元ヤンで口が悪くて上の歯の片側半分を見せながら喋る。現実の人間がやると違和感あるんだけど、荒北靖友はこういう顔をするってファンは知ってるから、役者がその顔をすると荒北だ!って思っちゃうんだよ。この細かさで似せてくる2.5次元ミュージカルって、そりゃあ評価されるよなあ……

ミュージカル弱ペダ、ハンドルだけ持ってその場で走ることで自転車に乗っていることを表すのだけど、走り方が人によって違くて、というのはキャラクターのフォームに見えるよう役者が体を動かしている。変な走り方をするキャラクターがそこそこいるから、普通に走るよりずっと疲れるのよ。それで声似せてセリフ喋ってるの。意味がわからん。


実写化『ゆるキャン△』は多分最後まで観る。元々のキャラ設定が実写化と相性良いのはありそうだよねえ。リンちゃんが主人公と言っても、リンちゃんだけが目立つ感じじゃないし。映像での実写化は人気のものを持ってくるより、映像と相性の良い作品を探す方が良いものを作れそう。鬼滅は結構良さそう。みんなに見せ場あるし。ムキムキの子役を探すのが大変だな。

めでたし、めでたし。と書いておけば何でもめでたく完結します。