【器のはなし】納涼のためのなずな文。見た目がなんとなく涼しそう。
暑いから涼しげなの見よう!と思って、今回はなずな文です。ベロ藍とか瑠璃釉とかの深い青も迷ったけど、なんか目に入ったから、なずな。
なずな文様と呼んでいる、この模様は霊芝文様とも呼ばれている。植物の花弁みたいなのの中に描いてあるのがそれ。「なずな」はぺんぺん草で、「霊芝」はでかいキノコ。サルノコシカケみたいな見た目だよ、と教えられたことがあるが、そもそもサルノコシカケというキノコを知らなくて全然分からなかった過去がある。
器全体がお花みたいになっているが、これがなずな文の定