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【連載】日本文化のはなし

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日本文化の色々を語る連載。とりあえず隔週月曜更新にします。現状、毎週月曜日は割とこういう系の話をしています。月曜日に知的になる人。
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#考察

女のふりをして日記を書いたのは亡き娘を思う悲しみを書き残したかったからではないか

『土佐日記』の話する。昨晩考えてたら寝られなくなりそうだった。 紀貫之が女のふりをして日記を書いたのは、亡くなった娘を思う悲しみを書き残したかったからではないかという解釈をした。それとも、本当は新しい試みとして取り組んでいたのが、いつの間にか旅の苦しさにともなって暗い心境を書きつけるものになってしまったか。 出発の時は景気良くワイワイガヤガヤして楽しげな雰囲気なのに、二十一日に出発して二十七日には娘の話題を出しているのよね。「この頃の出立いそぎを見れど何事もえいはず。」(

【観察記録】くら寿司の器を見に行きました。【実家のような安心感】

ずっと気になっていた。くら寿司に蛸唐草の柄の小皿があるってこと。 初めて見たのは広告だったと思う。普段外食をしないのに加えて、他の人との外食で回転寿司を選ばないから、実物を見たわけではなかった。 じゃあ実物を見に行こうじゃないかと。ついでに他の皿も見ようじゃないかと。せっかく行くなら全皿コンプリートを。(くら寿司自体、人生で行ったことがほとんど無いからコンプリートしてなかったらごめん。全皿コンプリート挑戦、初心者なので大目に見てね。) ということで、早速蛸唐草の皿を取る