【器のはなし】丁寧さを感じない迷いのない筆致が良い。
前回の予告通り、東北の磁器の話をしましょうね。前回のは白磁だったが、今回は染付と印判を持ってきた。染付は手描きの絵付けで、印判は転写での絵付けのこと。
「印判の染付」と表現することもあり、この場合の「染付」は「藍色の下絵付け」くらいのニュアンス。印判単体の絵付けの場合と、印判と染付を両方使っている場合と様々あり、どっちを取れば良いんだ?となりそうだが、基本的に印判があれば印判と言う。
印判の種類はいくつかあるが、今回は「型紙刷り(紙刷)」しか出てこないので、今日はそれだけ