RAq(らっく)

1991年京都生まれ。大学時代にラップを始め、KADOKAWA傘下レーベルGoontr…

RAq(らっく)

1991年京都生まれ。大学時代にラップを始め、KADOKAWA傘下レーベルGoontraxより『Lost Tapes』でCDデビュー。数枚のCDをリリースした後、インディペンデントで活動を続けている。 公式サイト ▶︎ https://raq-official.com/

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    出会ったパンチラインを、いつでも見返せるようにメモしていきます。ハッとするひとこと、考えさせられるひとこと、面白いひとこと、日常をちょっと元気にしてくれるひとこと、芸術的なひとこと、秀逸なひとこと。

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債券

今回は完全に自分用のメモ。

    • 『天才たちの日課』がおもしろい

      『天才たちの日課』という本を読んでいる。この本は、偉大な天才たちが、日々どのように働いていたかをひたすら集めた本。まったく役に立たないんだけれど、とても面白い。 「よく働くなあ」と感心するパターンと、「こんだけしか働かないのか」とびっくりするパターンと、大きく2つのパターンに分かれる。

      • 般若心経であれこれと(後編)

        書きたいことが色々ありますが、まずは般若心経の後編を書き終えたい…。前編はこちら。 さて、前編では般若心経が、何か教義テキストというよりは、すごく曲っぽいということを書き、途中まで内容を紹介した。ということで、引き続き、読み進めていきたい。 1バース目続き

        • 「うん、何でもいいけど、いつ荷物を取りに来れる?」 by Drake

          Drake - 「Circadian Rhythm」からの、ちょっと性格の悪いパンチライン。 おそらく状況としては、同棲していた元カノと別れた後の話だろう。元カノは言いたいことがたくさんあったのだろう。だから、ボイスメッセージで本音をぶつけてきた。それに対するドレイクの返信が、「いいから、早く荷物持っていってよ」だ。 ドレイクは、まさに「ヴィラン(悪役)」と呼ぶにふさわしい存在だ。人を不快にさせる発言や行動をすることにおいて、彼は一種の天才だと言える。 と言うと、「いや

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          今回は完全に自分用のメモ。

          『天才たちの日課』がおもしろい

          『天才たちの日課』という本を読んでいる。この本は、偉大な天才たちが、日々どのように働いていたかをひたすら集めた本。まったく役に立たないんだけれど、とても面白い。 「よく働くなあ」と感心するパターンと、「こんだけしか働かないのか」とびっくりするパターンと、大きく2つのパターンに分かれる。

          『天才たちの日課』がおもしろい

          般若心経であれこれと(後編)

          書きたいことが色々ありますが、まずは般若心経の後編を書き終えたい…。前編はこちら。 さて、前編では般若心経が、何か教義テキストというよりは、すごく曲っぽいということを書き、途中まで内容を紹介した。ということで、引き続き、読み進めていきたい。 1バース目続き

          般若心経であれこれと(後編)

          般若心経であれこれと(前編)

          Amazonでなぜか「般若心経」についての解説本をお薦めされたので、読んでみたところ、結構おもしろい。 第一印象として、般若心経はとても曲っぽい。 観自在菩薩を名乗るイントロから始まり、全ては「空」であると説くバースがあり、転換点となるブリッジがあり、そしてまるでコールアンドレスポンスのようなサビがある。 ということで、般若心経を曲のリリックに見立てて、あれこれと注釈をつけながら読み進めてみたい。 イントロ 観自在菩薩は、菩薩の中の一人。

          般若心経であれこれと(前編)

          言葉が漂白されても、社会が漂白されることはない

          最近、多くの人がいうように、社会の一般的なコミュニケーションにおいて使われる言葉は、どんどん漂白されていると思う。 以前よりもコンプライアンス意識は高まり、「言っても良いこと」の範囲内で発言をする社会になっている傾向がある。

          言葉が漂白されても、社会が漂白されることはない

          スタバでランチってどうなのか

          最近、ランチ+スタバではなく、スタバでランチに切り替えてみた。

          スタバでランチってどうなのか

        記事

          般若心経であれこれと(前編)

          Amazonでなぜか「般若心経」についての解説本をお薦めされたので、読んでみたところ、結構おもしろい。 第一印象として、般若心経はとても曲っぽい。 観自在菩薩を名乗るイントロから始まり、全ては「空」であると説くバースがあり、転換点となるブリッジがあり、そしてまるでコールアンドレスポンスのようなサビがある。 ということで、般若心経を曲のリリックに見立てて、あれこれと注釈をつけながら読み進めてみたい。 イントロ 観自在菩薩は、菩薩の中の一人。

          般若心経であれこれと(前編)

          「長年議論ばかりを続け、答えを出していない課題に決着をつけたい」 by 小泉進次郎

          2回目から、早くもラッパーのリリックではなくなってしまったが、あらゆるパンチラインを集めていくのが、この連載の趣旨なので、さっそく道を外れていきたい。 小泉進次郎さんの政策は良し悪しがあると思うし、評価も人によって色々あると思うけれど、僕は今回の出馬宣言はとても良いと思ったし、少しハッとさせられたものがあった。

          「長年議論ばかりを続け、答えを出していない課題に決着をつけたい」 by 小泉進次郎

          言葉が漂白されても、社会が漂白されることはない

          最近、多くの人がいうように、社会の一般的なコミュニケーションにおいて使われる言葉は、どんどん漂白されていると思う。 以前よりもコンプライアンス意識は高まり、「言っても良いこと」の範囲内で発言をする社会になっている傾向がある。

          言葉が漂白されても、社会が漂白されることはない

          「報われたら、超気持ちいい」 by Pharrell Williams

          「Piece by Piece」は、自分だけのやり方で、小さな試行錯誤(Piece)をどんどん積み上げて、それが報われたときの気持ちよさを祝福する曲。 ヒップホップの魅力のひとつは、洗練された比喩や言葉遊びが楽しめるリリックだと思うけれど、僕は意外とシンプルなパンチラインにも弱い。

          「報われたら、超気持ちいい」 by Pharrell Williams

          スタバでランチってどうなのか

          最近、ランチ+スタバではなく、スタバでランチに切り替えてみた。

          スタバでランチってどうなのか

          「〇〇は伸びててすごい」とか提供者感覚に偏ると、消費者感覚が鈍って、クリエイターとしては死ぬ

          最近、「何が伸びててすごい」とかの提供者の感覚に偏ると、消費者としての感覚が鈍るので、気をつけなければと思った。

          「〇〇は伸びててすごい」とか提供者感覚に偏ると、消費者感覚が鈍って、クリエイターとしては死ぬ

          健康に生きるわ

          日経新聞に「日本全体の医療費が47兆円で過去最高を更新した」というニュースが出ていた。前年比でも、+2%程度ながらも金額換算すると+1.3兆円という、すごい規模で伸びている。 「子どもや教育に投資すべき」という話も多いし、教育無償化の話も最近は議論に上がりやすいけれど、教育無償化に必要な予算は年間5兆円くらいなので、数年もすれば、教育無償化ができたはずの金額が医療費の増加によって消えていく。 医療費を抑えるには、とにかく病気になる前に防ぐことだと思う。病気になってしまうと

          健康に生きるわ

          ちょっとした悩み

          たまには、自分の悩みについて、書いてみても良いかもしれない。

          ちょっとした悩み

          自分のエンジンの掛け方

          おそらく、世の中には内向的な人と外高的な人がいて、それぞれで違うと思うんですが、僕の場合は外から刺激を受けてエンジンが掛かる場合が多いです。

          自分のエンジンの掛け方

          ネオ・ジャポニスムの時代について

          最近、自分は日本人であるということを以前よりも意識するようになった。日本人のアイデンティティについても、よく考えるようになった。 その背景には、日本文化が世界中で注目されて、消費されるようになったことがあげられる。

          ネオ・ジャポニスムの時代について

          自分のクリエイティビティひとつで勝負できるという発想は傲慢

          最近、ちょっと「自分のクリエイティビティひとつで勝負できる」という発想は傲慢だなと思うようになった。

          自分のクリエイティビティひとつで勝負できるという発想は傲慢

          「贅沢なルーティン」のある人生

          先日、人生で3度目の金沢旅行に行ってきた。 金沢旅行は僕にとって、ちょっとした「贅沢なルーティン」となりつつあるが、3度目ともなると旅行も少しは小慣れてくる。1度目の金沢旅行では、金沢駅の近くのホテルをとってしまったために金沢市の中心部の行き来が大変だったが、そうした反省も活かされて、宿は近江町市場のすぐ横のあたり。温泉サウナ付きである。 1度目の金沢旅行は、いま思い返しても大変だった。たまたま豪雪の日にあたり、ホテルから金沢駅まで歩くだけでも足はびしょ濡れ。兼六園は猛吹

          「贅沢なルーティン」のある人生