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日本に消費税と社会保険料はいらない

よぉ、みんな。最近なんかデカイ買い物したかい?
え?何?>ฅ(´-ᴥ-))ウンウン、家賃やら生活費の支払いが大変で食料とか日常的に必要なものを買うので精一杯だって?あのぬらりひょんみたいな顔した総理大臣の決めた増税のせいでたまの外食さえあんまり行けなくなったって?
やっぱり消費税はなくすしかないな。ていうか、トイレットペーパーと金持ちが買うフェラーリで同じ税率なんておかしな税制誰が考えたんだろうな。
 

消費税の害悪

そもそも消費税は1989年に竹下内閣のときに施行された税。その目的は直感比率の是正とかいってて要するにサラリーマンや事業者ばっかり高い税金を納めるのは不公平だからみんなで仲良く負担を分かち合おうっていうエセ平等的なものだった。はっきり言って大企業や金持ちのおためごかしなんだよ。大門実紀史って共産党の議員もそういうとこを指摘してる。
https://youtu.be/eI2_z7fLsTo?t=1020
見ろよ、これ。法人税減税した穴埋めに消費税が利用されてるのがよくわかるだろ。
https://www.zenshoren.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/01/190204-02-2.gif

確かに最初は3%ほどだったし、一回の買い物に掛かる負担自体はそんなに重くは感じないってのもあるんだろ。けどいっぺん家計簿つけてみ。そんで月間や年間トータルで確認してみ。2019年の10%増税の前と後でどんだけ負担が違うかきっとビックリすることになるから。

消費税の何が一番悪いって所得の低い者ほど負担が重くなるようなものなんだわ。日経電子版の『年収でこんなに違う 所得・消費税、あなたの負担は』っていう2016年の記事のデータによるとだな、消費税10%の場合年収200万の人で年17万、300万の人で年19万とほぼ月収一ヶ月分の負担になるって話だ。これでどうしたら人がもっと積極的にモノを買おう、家や車を買っとこうってなるんだっつーの。

 

社会保険料もいらないよね

まぁ、消費税のことばっかり書いてたけど社会保険料も消費需要を加速させるためにはおおきな障害だよな。日本では1938年に国民健康保険法が施行され、社会保険制度はそれより早い1922年にスタートした。
それ以来、色んな形で改正が続いて80年代までには社会保障関係の給付も十兆単位にまで膨らみ、政府の歳出でもけっこうな割合を占めるようになった。で、80年代以降には高齢者が増えすぎて支えきれないから見直しってことで医療費の自己負担割合を決めたり学生にまで年金を強制的に適用したりってこともあった。最近だと年金の受給可能年齢の引き上げや湿布と花粉症の薬を保険適用外にしようっていう健保連の提案まであったな。
保険料の支払額も国民健康保険、社会保険ともに年を追うごとに上がっていった。


大和総研の社会保険料などのデータ

年金のまなびば

だけどちょっと待ってくれ。高齢者が増えて社会保障費も上がり続けることばっかり問題にされるけど、そもそも医療や福祉にかかるコストが増え続けるってことは見方を変えれば安定して需要が増え続けるってことでもあるじゃない。
英語で言えばNeedとかWantと呼ばれるような需要が生産者側にカネをもたらし、それが設備投資やら人材登用やらに繋がって、それが更なる需要とモノやサービスの生産を呼び..........って具合に実質的なモノやサービスの生産体制の拡大を続けていくことこそが健全な資本主義社会のあり方なんだ。
財源?そんなの心配いらん。前回も書いた通り、日本ではカネなんて形式的な借金て形で発行してしまったらすぐ用意できる。
 
結論としては消費税なんかさっさと廃止しちまえってことだ。そして年金や社会保険料みたいな負担も少なくともまずは3,400万以下の年収しかない奴らには全部免除したらいい。
カネというのは別に限られた資源でもなんでもない。医療や介護にかかる人や設備だってカネが流れ込めば少しずつでも順調に揃えることができるさ。
 
いいか?資本主義の最終的な目的はカネを増やし蓄えることじゃない。モノやサービスを生産するための設備やインフラを増やすことにある。そこを履き違えると正しい結論は出ないからな。

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