夢なんていらない

 夢なんていらない。今、そこにある目的を遂行するしかない。過去は、もうありはしない。未来はありはしない。ただ、目の前にある今やれることできることを日々、積み重ねていくことしかできない。
 むしろ、夢を持ってしまっていたり、ビジョンを見て、それに向かって、頑張るという俗に言われる「成功法則」は、ダイエットを行う実験によって、まったく効果がなく、むしろ、夢を達成するのに逆効果なことがわかったという。
 夢をみてしまったままであると、叶った気になってしまうのだそうだ。気をつけよう。
 人間は、やはり、科学的実証を経ていなければ、正しい判断が取れないのだろう。日々、良いと思って、やっていることがそれは良くないことさえある。やはり、情報をつかむときに、どのような実証をへて、それを得たかを見極めなくてはならない。

 読書をする際に、どのような実証を経て、それを言えるかどうかが重要であり、先輩風を吹かせた常識の押し付けについては、あっていないと感じるものは従わなくてもいいと思う。しかし、常識を疑うといっているインフルエンサーを信用することもよくない。社会的に孤立してしまう。
 人間は、情報の取捨選択をしなくてはならないし、どのような論理で、その結論を出したのかを精読していかなくてはならない。本の神格化はよくない。必要なのは計画を立てることだ。

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