キャリコン学習の守破離
修行や学習のプロセスとして茶道や武道の守破離がありますが、キャリアコンサルティングを学ぶ上で私も最初の国家資格と1級技能士の挑戦はまさにこのイメージでした。
やったことがないことなので、最初は真似から入りますし、教えてもらうことをやってみることからでした。
2級技能士の難しさ
ところが、2級キャリアコンサルティング技能士は誰もが一定の経験を持ってますので、自分を変えることの抵抗や難しさから守破離の「守」をやるのが実は難しいと感じます。
私はJCDAの経験代謝がベースにあったので、新たに学んだシステマチックアプローチは素直に「守」で学べたかと言えば、んん~、やっぱり無意識に抵抗していた気がします。それぞれ強い部分はあるのですが、私自身は特に介入することや方策に向かうことには勇気がなく、自分を変えることや新しい知識を足して体現するにもエネルギーが必要でした。一方、協議会で国家資格を取った人は、方策に向かう意識は強いのですが、勇気をもって留まって内省を促すことに難しさがあるように指導者として感じてます。
一旦自分のスタイルを変えて試してみることも大事ですので、守破離というよりは、起承転結や序破急のイメージなのかもしれないですね。何を変えるか、もしくは足すかが分かれば合格にグッと近づきますよ。
国家資格キャリアコンサルタント受験でどんな学びをするか
来週から国家資格キャリアコンサルタント25回の面接試験になりますね。皆さんはどんな練習をして、誰からどんな教えをうけたでしょうか。
養成講座ではなく「対策講座」で学ぶと、指導者の示す型を習得することに専念することもあり、疑問を持ちながら学んだ人も多いと思います。それはそれで有益と思いますが、そこはまだ守破離の「守」です。また指導者のいない受験者同士の練習だけの人は良かったでしょうか?「守」があったでしょうか?
合格するまでの学びと、試験で合格した時の意識はその後の一人一人の基本になっていきます。時間は少ないですが、是非自分らしく守破離をやってみること、振り返ってみることが良いと思います。そして「ここだけは意識しておこう」という自分のものを持って挑戦されることをお勧めします。
頑張って下さい!
そしてキャリアコンサルタントを名乗って活躍してください!
1級キャリアコンサルティング技能士 河口忠夫
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