わたしが今、思っていること

私の約一年前と今の 比較写真。

なにか、どこかが違うのがわかるでしょうか。

一年前はまだ

全身の緊張が強く、

鎖骨も埋もれて見えないし、

頭の形も 後頭部がペタンコで

上に向かって長い。

だから、顔も縦に長くなっていて

バランスがとれていない状態です。

強ばっています。

そして、顔つきが全然違うのです。

身体の状態は、心の状態とイコールで

表面化して外に現れます。

メイクしたって、着飾ったって

隠しても隠し切れない部分。

雰囲気として 感じ取られてしまう部分。

正面から見ても、横から見ても、

後ろから見ても、わかってしまう部分。

今の心の状態が、今の顔や身体そのもの。

今の心のまんま、だと

顔も身体も そのまんま。

1年前まで、

私は世間の常識というものに疑いもなく、

流れてくる情報、自ら求めて入れる情報、

OLしていた頃は、その会社の同僚や上司に

言われたこと、

友人に言われたこと、

家族に言われたこと、を

そうかそうか、と

まるで自分の意見・意思のように捉えて

自分がどうしたいのか、思うこと、とかは

どこかに追いやり、

心の深いところにしまい込んでいました。

さらには、

しまい込んだことすら忘れてしまい、

自分以外の周りからの声を 自分の声だと

すり替え、思い込み、肉体は自分なんだけど

内側は周りの意見や情報でかためられた私。

こんなんでは、

自分が何がしたいのか、

どうしたいのか、

自分の内側からの声、魂の声なんぞ

聞えるわけがないんですね。

なんだか毎日が漠然と不安だから

安心を得たいがために

疲れているのに無理矢理 人に会っては

相談してみたり、

意見を聞いたりして

その場では一瞬安心を得られてホッとする。

だけど、

結局それは自分の意見、感じたこと、

思ったことで安心を得たわけじゃないから

またすぐに不安が襲ってくるわけです。

これを何十年も繰り返し、

2年前には 手の甲に

謎のアレルギーが発症して

痒くて痛くて眠れない、

そんな辛い状態でも

アレルギーという身体からのサインを

無視しながら、

さらに一年間も自分を追い込み、

休みたい！と 内側からの声が

毎日聞こえていたにもかかわらず、

聞えないふりをし続けたわけです。

休んでしまったら、置いていかれる、、、

といった不安や怖れがあったのでしょう。

今思えば、

休むことが内側からの声を聞くことなのに

置いていかれる、という不安な方へ意識を

向けていたため、休むことはダメなこと、と

勝手に決めつけ、

さらには、

そんなことで休むなんて甘いヤツだ！と

思われたくない、という必死さ、

怖れがあって

とことん 内側からの声に逆らい、

頑張っているつもりが、

実は 目指していることから遠ざかり、

酷い負のスパイラルの中にいたことが

よくわかります。

最終的に ぐっちゃぐちゃになって

落ちるとこまで落ちた私は

自分は誰なのか、どんな人なのか、

自分を知りたい、

自分は本当は何がしたいのか、

自分を知る！と ある日決めました。

それが、ちょうど去年の秋ぐらいです。

一時は、

仕事もセーブして、

SNSを見るのもやめ、

情報を入れることをやめ、

必要があれば、

本当に会いたい人にだけ会い、

むやみに約束して人に会ったりもせず、

一人の時間をたくさん持ちました。

そこから、あれよあれよと

身体も心も変化していき、

心地よく、穏やかで、

やりたいことしかやらない、

内側からの声に従って

自然体にリラックスして

生きることができるようになったのです。

それでいいんだよ、と

今までの自分を許し、自分で認めて、

自分で受け入れたから そうなったんですね。

それまでしてきたことを否定せずに、

自分を責めずに。

これまでしてきたこと、経験があるから

気づけたこと、思い出せたことが

たくさんあります。

今では、

これまで関わってきてくれた人、モノ、全てに

感謝しか湧きません。

今まで大変だっことも、辛かったことも、

今こうして自然体に心地よく

過ごせていることも、これから起こることも

全ては経験すると決まっていて、

体験したくて毎日ちっちゃなことから

大きなことまで いろんなことが起きるし、

どれもこれも必要なことなのですね。

それらを淡々と体験し、味わい、

なぜ 今そのことが目の前で起きているのか？

そこから 何を学ぶべきかを自分に投げかけ、

それを繰り返しているうちに、

本当は何がしたいのか、

自分には何ができるのか、

自分にしかできないことは何なのか、

に気づき、行き着くのだと思います。

話がそれましたが、、、

ここまでに至る間に何をしたかというと、

自然を見る、感じる、自然と親しむこと。

あとは、

身体をゆるめて整えること。

これだけ、です。

はじめのうちは、

ボーっと自然を眺めて

何もしないでいる時間を持つことが

怖かったし、落ち着きませんでした。

でも、その自然と戯れている時間で得られた

やっと休めたぁ、というホッとした安堵感。

頭の中で あれこれ考える

頭の中のおしゃべりが止まり、

ただただ自然を感じることに集中でき、

心地よさなどを感じるようになって、

こういう時間を持つことが何よりも贅沢で、

一番心地よく、豊かなエネルギーで

いられるのだなと思うようになりました。

そして、同時進行でしていた

身体のメンテナンス、身体の調整。

身体が健やかでないと、

当たり前ですが、心も健やかにはなりません。

何十年もかけて、

自分以外の声を元に生きてきた以上、

心の癖や思考の癖を変えるには、

それなりの時間はかかります。

それでも、私が早いうちに

自分の内側の声、魂の声を聞けるようになって、

本当の本来の自分に戻り、

自分がしたいことに気づき、

自分にしかできないことがわかったのは

身体をゆるめて整えていくことで、

常にゆるんでいる状態でいられるようになり、

身体からの声を細かくキャッチできるようになり、

いつでも楽にリラックスした状態を

保てるようになったからです。

背中を押してもらうために

この人にお願いしたい！という方がいれば、

コンサルやカウンセリングなど

受けるのはいいことだと思います。

でも、いろいろ調べて、目移りして

あちこちいろんな人に会いに行ったり、

受けたりバタバタしないこと、です。

遠回りになって、迷子になりかねません。

それよりも大切なのは、

身体を整えること。

大大大前提です。

心の癖、思考の癖を変えていくのは、

先ほど書いたように

それなりの時間がかかる部分。

しかし、心と身体はつながっているから

身体から整えていけば、

心も整いやすくなるのです。

自然界の一員として

自然の力を借りるのは自然なことだし、

さらに 身体を整えていくことで

感性が高まってくるし、開いていくし

絶対条件の

自分が心地よく、喜ぶ状態、

ご機嫌でいられるようになるんですね。

身体を整える、ということは、

本当の本来の自分に戻っていく、思い出す

準備でもあり、

自分が本当にしたいこと、

自分にしかできないことを知ることに

繋がってくる。

なにかすごい人になる、

なにかすごい力を手に入れる、

とかではなく、

自分にとって普通で平凡で穏やかな時間を

過ごしていれば、

幸せはたくさん転がっていることに

気づくでしょうし、

普通であることが、特別なことだったと

感じられるでしょう。

自分のことは、自分にしかわからない。

それをわかるために、気づくために、

思い出す準備段階として、

または、

心の癖や思考の癖を変えていくことと

同時進行で

身体をゆるめて整えていく、ということが

とても大切で必要不可欠。

身体が ガチガチに強ばったままで

心の癖や思考の癖を変えていくのは

なかなか難しい。

身体は、風邪を引いていても、

疲れていても、当たり前のように

動いてくれるから、

動いているうちは大丈夫だ、と

間違った安心を持っていると

身体のケアが後回しになる。

調子が良くても悪くても、

身体を気にかけてあげる、声を聞く、

定期的に、できれば毎日調整ができると

身体は 日に日に良くなっていくので、

心の癖も思考の癖も連動して

改善されやすくなるのです。

整った身体には、整った心が。

本当に本当に大切なことです。

私は、これまでの経験を踏まえて

施術や セルフケアLesson、

施術者のためのセミナーで

直接コトバでお伝えすることは無いですが、

そういった思いでお客さまに接しています。

身体をゆるめたから、はい終わり、ではなく

その方が ゆるんで整っていくことで

これから変わっていこう、

自分と向き合おう、

自分を知っていこう、

自分は何をするために今いるのか、

自分には何ができるのか、

に気づき、思い出すことが

できるだけスムーズにいくよう、

いつもそのことを心に置いて施術しています。

誰でも、変わろうと決めれば

いつだろうと、年齢も性別も関係なく

本当の本来の自分を思い出し、

変わっていけるんです。

それがわかっているから、

私の体験談を踏まえて

今日 この記事を書きました。

時間は有限。

毎日を丁寧に生きて、

普通の生活の中でたくさんの豊かさを感じ、

心地よく、楽に、穏やかに、シンプルに

普通に 毎日を過ごせる人が増えていくと

信じています。