2023年 秋冬おすすめロードバイクウェア: PAS NORMAL STUDIOS Essential と Mechanismの違いを解説
大阪市北区、地下鉄中津駅・中崎町駅・天神橋筋6丁目駅よりそれぞれ約1kmにてサイクリングアパレルを中心に取り扱うショップRAPPORT OSAKA(ラポール大阪)。
PAS NORMAL STUDIOS(パス・ノーマル・スタジオ)には想定するライディングスタイルに合わせて様々な製品カテゴリーが用意されています。
その1つであるEssential(エッセンシャル)コレクションは、リラックスしたフィット感で、エフォートレスな少し肩の力を抜いたスタイルのライドに適した製品群として生産されています。
秋冬シーズンはウェアが肌を覆う面積も増えて、素材的な違いも顕著になるため、夏物以上にMechanism(メカニズム)など他のコレクションとの差がはっきりしていると言えるでしょう。
今回はそんなEssentialシリーズの秋冬コレクションの中からジャージとビブの機能面を、Mechanismコレクションとの比較から解説。
次回の記事でRAPPORT OSAKAスタッフが実際に使用している観点からフィッティングレビューをご紹介いたいします。
Essential Long Sleeve Jersey(エッセンシャルロングスリーブジャージ)
4Wayストレッチ素材を用いることで、柔らかな着心地を実現したEssential Long Sleeve Jersey(エッセンシャルロングスリーブジャージ)。
伸縮性の高い生地で作られているため、人によっては夏用の半袖ジャージであるEssential JerseyやMechanism Jerseyよりも1サイズ下げて着用することができるかもしれません。
内側に配されたグリッドフリースは保温性と湿度管理をサポートしてくれます。
同じく長袖のMechanism Long Sleeve Jersey(メカニズムロングスリーブジャージ)と比較すると、こちらの生地の方が厚みがあり保温性は高そうに感じますが、通気性の良い生地でもあるので、ジャケットの下に着ている時はしっかりと保温性を働かせ、ジャケットをはだけた際は外気を通し体温の上り過ぎを抑えることができます。
柔らかな着心地の良さや、保温性と通気性のバランスなど。Essential Long Sleeve Jerseyは秋から冬にかけて長期的に着用できる製品だと言えます。
Essential Thermal Long Bibs(Knicker、Tights)
冬のサイクリングアパレルを素材面で支える機能性フリース生地「SuperRoubaix」はEssential Thermal Bibs(及びKnicker、Long Bibs、女性用のTights)にも使用されています。
多くのサイクリングアパレルブランドが採用し、信頼と実績を積み重ねたこの素材は優れた断熱性と適度な通気性を発揮してくれます。
Mechanism Thermal BibsやLong Bibsと比較してみると、Mechanism系の冬用ビブの方が積層構造の防風素材を用いているため防風性能は高い印象があります。ただ、その分生地の伸縮性はEssential系に軍配が上がり、ペダリング時の腿上げなどはこちらの方がし易く感じます。
そのため、走行時のパフォーマンスを求めるような人でもEssential系のBibsを選ぶ場合もあります。
まとめ
ジャージもビブもEssentail系の方が柔らかく締め付け感が少ない作りになっています。ジャージに関しては確かにMechanismよりリラックスした商品群というのは間違いないでしょう。
ただビブに関しては紹介文の中でも触れた様に、Essential系の製品であっても走りのパフォーマンスを求める人の需要に当てはまる場合もあります。
商品カテゴリはウェア選びの大きな助けになりますが、絶対のものでは無く、あくまでも一つの指標として受け取り、その上でご自身の走り方と製品の素材などを照らし合わせてお選びいただくのが良いかと思います。
次回は実際のフィッティングに焦点を当てて二つの製品をレビューしてみます。ぜひ合わせてそちらもお読みくださいませ。
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