最初の乳がん（１/3)と旦那の反応

これまで3度の乳がんを経験してきたが、初めてみつかったのは2014年。今からちょうど１０年前の春だった。私には姉が二人いるが、二人とも乳がんを患っていたので私も要注意人物。検診は1年に1度必ず受けていた。でも、その時はなぜか検診を1年スキップしていたんだよねえ。いや、なぜかじゃない。ずっとお世話になっていた担当医が突然亡くなってしまい、その息子が跡を継いだんだけど、なんとなく気が合わなかったから少し敬遠していたのだった。そしてそろそろ検診いくか・・・と久しぶりに受診したときだった。

いつもの超音波検査がやとらと長い・・・。顔なじみの超音波技師の雰囲気からも何やら感じるものがある。もうイヤ～な予感しかない（脂汗）で、案の定、画像には何かが映ってた。　改めて細胞診をすることになる。　　

ただの検診だと思っていたので、旦那もそれほど心配していなかった模様。仕事から帰ってきた旦那に「まだ分からないけど、たぶん乳がんだと思う。」と伝えたら、少し泣きそうになりながら、何も言わずに抱きしめてくれた。3年前に姉が他界しているし、それもあって心配してくれたんだと思う。　

ところが私としたら「別に大丈夫だし」みたいな感じで、強がりなのか、それとも単に冷静なのか、または事実を受け入れていないのか・・・優しく抱きしめてくれてる旦那に対してすごい可愛くない反応。事実を受け入れていない、というよりは旦那を受け入れていなかったのでした。