頭ではなく、お腹が行動を決めている?!

どうも、このところ次男を抱っこして散歩するのが日課になってきているSuuです。

育児に追われる日々の中で、当然と言えば当然なんでしょうけど、改めて子供の行動パターンから気づきを得ることができました。

子供、特に赤ちゃんの行動は、大人とは異なり、頭で合理的に考えて決めているのではなく、「お腹」の欲求によって決まっているのではないか、と感じるようになりました。今回はマズローの5段階欲求説にふれながらお話していきます。

 1.マズローの5段階欲求説とは
 2.生理的欲求について
 3.欲求の優先順位についての疑問


1.マズローの5段階欲求説とは

マズローは、人間には5つの基本的な欲求があると考えました。
①. 生理的欲求
生きるための食べ物、水、睡眠などの欲求です。最も基本的な欲求です。
②. 安全の欲求  
危険から守られ、安心できる環境への欲求です。
③. 社会的欲求
家族や友人など、どこかの集団に所属し、愛される欲求です。  
④. 承認欲求
他人から認められ、尊敬されたいという欲求です。
⑤. 自己実現の欲求
自分の能力を最大限に発揮し、やりがいを持ちたいという欲求です。
マズローは、この順番で欲求が満たされていくと考えました。下位の欲求が満たされないと、上位の欲求は重要ではなくなるという特徴もあります。

2.生理的欲求について

次男の例を見ると、遊んでいてニコニコしていてもお腹が空けば突然泣きだします。寝ている最中でさえ、お腹がすけばぐずり始めます。このように、子供の行動は「お腹」の欲求に支配されているように感じました。

マズローの「5段階欲求説」でも、最も基礎的な欲求として「生理的欲求」が位置づけられています。生理的欲求とは、人間が生きていく上で基本的な欲求です。おなかがすいたり、のどが渇いたり、寒かったり、危険を感じたりした時、私たちはまずこの生理的欲求を満たしたくなります。これまでは知識として理解していただけでしたが、実際の子育ての中で、生理的欲求がいかに強いものかを実感しています。特に「食欲」は、生理的欲求の中でも最も強い欲求なのだと感じます。


3.欲求の優先順位についての疑問

しかし一方で、マズローが掲げる欲求の階層説には疑問も感じます。例えば、遊び仲間との「社会的欲求」が生理的欲求よりも優先される場面を目にすることがあります。
社会的欲求とは、誰かと仲良くなりたい、誰かの集団に入りたいという欲求のことです。社会的欲求が満たされていると、人は安心感や充実感、幸せを感じられるといわれています。
友達と遊んでいてトイレに行きたくなっても、我慢をしてでも遊びを続ける姿を学校で勤務する中でよく目にしたことがありました。欲求の優先順位は一概に決められないのかもしれませんね。

子供の行動を通して、人間の「欲求」のあり方について、新たな視点を得ることができました。これらの気づきをnoteに記録し、育児への理解を深めていきたいと思います。

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